鶴見 守義

(1858〜1939)

創立者 学監 講師 司法官

安政5年(1858)3月12日、栃木県日光に生れる。
明治9年、県の貢進によって司法省法学校に入り、明治17年、同校を卒業と同時に司法省御用掛となる。
 明治19年、大阪始審裁判所詰の判事補となり来阪。同年6月、判事に昇任。明治23年には部長判事となる。
 明治28年、長崎控訴院判事に転ずるまで在阪。この間、関西法律学校創立のことに関係し、初代の学監となってフランス民法を講じる。
 明治32年、大審院判事に転じ、大正11年の退官までその任にある。昭和14年(1939)12月に没した。81歳