武田 貞之助

(1868〜1942)

校友 協議員 弁護士

慶応4年(1868)4月12日、滋賀県に生れる。
明治17年、滋賀師範学校を卒業し、明治21年、関西法律学校に入学。明治24年、卒業と同時に代言人試験に合格、翌年、大阪で法律事務所を開業する。業務のかたわら母校のために尽力。江戸堀校舎や福島学舎の建築、拡張等の委員として活躍する。
 明治41年、衆議院議員に当選するが、1期で代議士を退く。大正7年、本学拡張委員として千里山学舎の建設に努力し、昭和2年、経営調査委員、天六学舎建設委員等を歴任する。
 また、城東商業学校(大阪商業大学の前身)の校主・理事として経営にあたる。原田汽船の監査役なども務める。昭和17年(1942)3月11日没した。73歳