校友 理事 評議員会議長 弁護士
明治３４年３月２１日、香川県に生れる。 幼くして両親と死別し、親戚に育てられる。大正１１年、関西大学法文学部に入学。昭和３年に卒業、香川県庁に勤める。
県庁に勤務するかたわら、高等試験司法科を受験、昭和６年から７年にかけて合格し、上阪する。
本学とのかかわりは昭和１３年、校友会の大同団結がなされた際、「千里山学士会」理事長として校友総会の司会を務めたときからである。
昭和２２年、教育後援会設立時には連合教育後援会副会長を務める。翌２３年、２４年度には副会長、２５年度には会長に就任する。昭和２７年、本学が財団法人組織から学校法人組織となり、新しい寄附行為による評議員制度が発足した際、評議員会副議長に選出される。以後、評議員、理事を含め通算３８年にわたって母校の運営に参画する。
昭和４２年、第４代校友会長に就任。以後２３年間、校友会長として活躍し、校友の結束を固め、校友会組織基盤の確立をはかった。 平成２年１月２１日、死去。享年８９歳。