大川  光三

(1899〜1965)

校友 政治家 弁護士

明治32年(1899)3月30日大阪府高槻市に生れる。学校時代からの竹馬の友として大宅壮一がいて、 終生親しく交わった。 大正6年、加島銀行に入社したが、向学の志捨てがたく、銀行に勤めながら寸暇を惜しんで勉強し、大正9年関西大学専門部に入り、大正12年、同部経済科を卒業した。
 同年弁護士試験に合格、昭和2年、独立して弁護士を開業した。 昭和6年、大阪府会議員に当選、以降3回当選、副議長に選ばれている。
 昭和15年、衆議院議員に出馬して当選、2期勤めたのち、昭和32年参議院に転じ当選。2期勤めた。この間、参議院法務委員長、昭和36年、通産政務次官、参議院自民党政策審議会副会長、裁判官訴追委員等を歴任した。
 昭和40年(1965)11月7日没した。66歳。青年時代から俳句をたしなみ、俳号を双舟と称した。