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関大法曹会幹事長挨拶(バックナンバー)

山田庸男 関大法曹会幹事長挨拶

関大法曹会 幹事長
山田 庸男

 関大法曹会は、関西大学または関西大学法科大学院出身の弁護士、裁判官および検察官などの法曹有資格者を会員とする職域団体であり、2013年5月時点で約680名の会員を擁しています。また、関大法曹会は大阪弁護士会会長を歴任した弁護士を数多く輩出したり、また、これまで検事長経験者や高裁長官経験者も会員として所属しており、他の私学と比較しても遜色のない活発な活動を行っており、歴史と伝統に培われた結束力を誇る職域団体です。私は、2007年度の大阪弁護士会会長と日本弁護士連合会副会長に就任しましたが、多くの関大法曹会の会員の期待と激励を受け貴重な体験をすることができました。
 加えて、関大法曹会は、これまで関西大学法科大学院に対してさまざまな支援を実施しています。例えば、在学生用に多数の書籍を寄贈したり、関西大学校友会を通じ、給付奨学金支給等の支援を実施してきましたし、他大学法科大学院には例がないと思われる司法試験合格後司法修習前の独自の事前弁護士研修(2012年度は約30の法律事務所が協力しており、同年度司法試験合格者の約9割がその申込みをしています)や司法修習生の就職活動の支援なども積極的に実施しています。また、大学と連携して関西大学法科大学院の魅力の一環として付属法律事務所の設置も検討し、実現しようとしています。また、現在法科大学院においては論理的思考力や文章起案能力を高めるための特別演習を実施していますが、その講師であるアカデミックアドバイザーにも多数の会員が就任し、後進の指導に携わっています。
 法科大学院による法曹養成については、法曹養成等検討会議では、合格者3000人の合格目標を撤回し、それに伴い法科大学院の統廃合が進められようとしており、外部環境としては正に「冬の時代」を迎えています。しかし、他方では先進諸国に比べ法曹人口が少ないことも事実で、中長期的・国際的な視野で見ると法化社会の実現のためには、今後も社会からは有為な法曹の輩出が望まれています。
 今後も、関大法曹会は、関西大学法科大学院の修了後も司法試験合格までキメの細かい指導や助言をして修了生が、司法試験に合格し、関大法曹会の一員となれるように支援をする予定です。
 このように、関大法曹会は、法科大学院の学習、実務修習および就職活動などのさまざまな面で関西大学または関西大学法科大学院出身のみなさんをバックアップすることにより、皆さんが司法試験に合格し、一日も早く実務家として活躍できるように期待しています。

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