よくある質問

分からないことがあれば、まずこのページをよんでみてください。

教職課程の履修について

Q.1 教職課程の履修方法について教えてください。
A.1

まずは、「教職課程履修の手引き」をよく読んでください。同手引きは、教職支援センターホームページに掲載しています。入学年度を選択し、第5章の各自の学部・学科のものをダウンロードしてください。同手引きに記載された科目を指示通り履修してください。その他ガイダンスや手続きはQ.8の通りです。

Q.2 1年次配当の科目を修得せずに2年次になったのですが、今後履修は可能でしょうか?
A.2

可能です。配当年次以上の学年であれば下位年次配当の科目は履修できます。

Q.3 教職課程で修得した単位は、卒業単位としてもカウントできるのでしょうか?
A.3

教職関係科目(自由科目)の取り扱いは各学部で異なります。
詳細は、「HANDBOOK」の「卒業所要単位について(各学部)」を参照してください。

Q.4 教職課程で必要な単位と卒業に必要な単位が時間割上、重複しています。どうしたらよいでしょうか?
A.4

教職課程についても卒業所要単位についても、卒業するまでの4年間で履修・修得することになりますので、計画的に履修するようにしてください。
なお、やむをえず必修科目が重複する場合は、他の曜限で開講されているクラスを履修できる場合があります。その際は、教職支援センター担当窓口で確認してください。

Q.5 所属の学部学科が認定を受けていない教科の免許も取れますか?
A.5

所属の学部学科が認定を受けていない教科の免許は取得することができません。
なお、所属の学部学科が認定を受けていない教科の免許の取得を希望する場合は、大学卒業後、科目等履修生の制度等によって必要な単位を修得することにより免許の取得が可能です。

Q.6 在学中に免許が取得できなかった場合、卒業後、どうしたらよいでしょうか?
A.6

本学では、「科目等履修生制度」を設けています。
本制度を用いて、大学在学中に取得できなかった教員免許状や司書、司書教諭、学芸員、社会教育主事の各資格に必要な単位を修得することができます。

Q.7 一種免許と専修免許はどう違うのですか?
A.7

免許取得に必要な基礎資格および修得単位に大きな違いがあります。一種免許は「学士の学位を有する(学部を卒業する)」こと、専修免許は「修士の学位を有する(大学院を修了する)」ことが必要であり、一種免許取得に必要な単位数に加えて、大学院において所定の単位を24単位修得する必要があります。

Q.8 今後の教職課程のスケジュールについて教えてください。
A.8

ガイダンスで配布している資料にスケジュールを掲載していますので、参考にしてください。

介護等体験について

Q.1 介護等体験は、教員免許を取得するために必ず必要ですか?
A.1

小学校または中学校の教員免許を取得する際に、介護等体験が必要となります。
高等学校の教員免許のみを取得する場合は、必要ありません。

Q.2 介護等体験に参加したいのですが、どのようにして申し込めばよいでしょうか?
A.2

介護等体験に参加する前年度の3月末に実施する「第1回介護等体験事前指導」に参加してください。ここから介護等体験のエントリーが始まります。

Q.3 何年次生で参加すればよいですか?
A.3

3年次生から参加することができます。
ただし、文学部初等教育学専修の方は、2年次生で介護等体験に参加することになります。

Q.4 体験時期はいつ頃ですか?
A.4

介護等体験は、特別支援学校で2日間、社会福祉施設で5日間実施されます。
それぞれの体験時期は、おおむね次の通りです。

  • 特別支援学校・・・9月~12月の間で連続2日間
  • 社会福祉施設・・・10月下旬~翌年3月末の間で連続5日間
    (当該年度に免許を申請する4年次生については、10月下旬~12月末までに参加する必要があります。)
Q.5 体験の内容を教えてください。
A.5

特別支援学校の場合、授業への参加や、児童、生徒とのふれあい、学校行事への参加などがあります。
社会福祉施設の場合、障がい者や高齢者の介護、介助、話し相手、散歩、掃除などがあります。

Q.6 介護等体験の日程が決まったのですが、都合が悪くなりました。どうしたらよいでしょうか?
A.6

原則として、体験日程を変更することはできません。
ただし、ゼミや実習授業等でやむをえない場合は、教職支援センター担当窓口までご相談ください。

Q.7 実家の近くで介護等体験をすることも可能なのでしょうか?
A.7

「実家の近く」ということで、体験先を選択することはできません。
なお、本学は、大阪府内の特別支援学校および社会福祉施設が体験先として割り当てられます。

教育実習について 中学校・高等学校〔全学部共通〕

Q.1 教育実習は、いつ、どれくらいの期間行うのでしょうか?
A.1

教育実習は、原則4年次で行います。
例年、5~6月にかけて実習をするケースが多いのですが、実習校によっては9月以降に実習を行う場合もあります。
実習期間は、中学校免許を取得する場合は3週間以上、高等学校免許を取得する場合は2週間以上、中学校・高等学校両方の免許を取得する場合は3週間以上の実習が必要です。

Q.2 中学校・高等学校の両方の免許を取得する場合、教育実習は中学校と高校学校でそれぞれ実施する必要がありますか?
A.2

いいえ、中学校・高等学校のいずれかで実習をすれば結構です。
ただし、実習期間は必ず3週間以上必要です。

Q.3 高等学校の免許を取得する予定ですが、中学校で実習を行ってもよいでしょうか?
A.3

教育実習は、できるだけ取得しようとする教員免許の校種に応じた学校で行うのが望ましいです。
ただし、中学校、高等学校のいずれで行っても構いません。いずれの学校で実習を行う場合も、取得しようとする免許の校種に応じた実習期間の受け入れが可能かどうかを必ず確認してください。

Q.4 複数の教科の免許を取得するつもりです。教育実習は、それぞれの教科で行う必要がありますか?
A.4

いいえ、実習教科については、実習校の先生とご相談の上、「いずれか1つの教科」で実習を行ってください。

Q.5 出身校に教育実習受け入れの依頼に訪問したところ、「あなたの受け入れについては会議で決定し、後日ご連絡します。」と言われました。心配なので、別の学校にも依頼しておいてよいでしょうか?
A.5

いいえ。同時に複数の学校に依頼することは絶対にやめてください。依頼している学校から「受け入れ不可」の連絡があった後に、別の学校に依頼するようにしてください。

Q.6 「教育実習(一)」と「教育実習(二)」はどう違うのですか?
A.6

中学校一種免許状を取得する場合(3週間以上、120時間以上の実習)は、「教育実習(一)」2単位と「教育実習(二)」3単位の合計5単位の修得が必要です。高等学校一種免許状を取得する場合(2週間以上、60時間以上の実習)は、「教育実習(二)」3単位の修得が必要です。

Q.7 教育実習先は必ず出身校になるのでしょうか?
A.7

原則、出身の中学校か高等学校へ教育実習の受け入れを依頼するため、出身校が実習校になります。ただし、教育実習配当制を採用している教育委員会下の学校が出身校の場合は、出身校以外に配当される場合があります。
なお、出身校が統・廃合された等の事情により、出身校で実習を行うことができない場合は、統・廃合後の学校へ受け入れ依頼に行く、学校インターンシップ、ボランティアなどでつながりをつくり、そちらの学校へ受け入れ依頼するなど実習先を「自己開拓」する必要があります。大学側が実習校を紹介することはありません。

Q.8 「ドイツ語」科、「フランス語」科、あるいは「中国語」科でも教育実習はできるのでしょうか?
A.8

教育実習は原則、出身校で行いますので、出身校において希望する教科での実習が可能であれば、教育実習を行うことができます。
ただし、これらの教科については、実習校によっては実習の受け入れができない可能性があります。例えば、「ドイツ語」科と併せて「英語」科の免許状取得を目指したうえで、教育実習は「英語」科で受け入れ依頼をする、といったことが望ましいでしょう。

Q.9 在学中に留学を考えていますが、教育実習や内諾依頼はどうしたらよいでしょうか?
A.9

留学の時期や期間、休学の有無により個別の対応が必要です。まずは留学の形態(交換留学、認定留学、休学など)、留学期間、卒業予定年度を確認のうえ、教職支援センターで相談のうえ、留学出発前に必要書類を提出してください。なお、教育実習の内諾については、実習に行く前年度の春頃に依頼する必要があります。

Q.10 教育実習期間中に「就職活動や部活動(試合含む)、公務員試験等」が重なる場合、どうしたらよいでしょうか?
A.10

教育実習期間中は、「就職活動や部活動(試合含む)、公務員試験等」といった自己都合により、教育実習を「欠席する」「遅刻する」「早退する」といったことは一切認められません。また、これらの理由により、実習先に「実習期間の変更や欠席、遅刻、早退等の相談をすること」も認められません。例えば、就職活動と教育実習が重なった場合については、企業の人事担当者へ面接等の日程変更について、相談するようにしてください。
実習校は、「教育実習に専念すること・卒業後の進路に教職を希望していること」を条件に皆さんの実習を受け入れていることを忘れないでください。
自身の進路計画を十分に考えたうえで、教育実習を履修しましょう。何か困っていることがあれば、ぜひ教職支援センターへ相談にきてください。

小学校教諭免許状(一種)取得プログラムについて

Q.1 小学校の教員免許を取得したいのですが、どうしたらよいのでしょうか?
A.1

文学部初等教育学専修以外の専修や、文学部以外の学部の学生は、神戸親和大学通信教育部との連携による「小学校教諭免許状(一種)取得プログラム」を活用することにより、免許を取得できます。ただし、本プログラムは、中学校または高等学校教諭一種免許状の取得を前提としたものであり、小学校教諭一種免許状のみの取得はできません。

Q.2 小学校免許プログラムは何年次からスタートしますか?
A.2

本プログラムは2年次よりスタートします。2年次になる直前の3月に説明会を実施します。

Q.3 小学校免許プログラムにかかる費用はどのくらいですか?
A.3

小学校教諭免許(一種)を取得するための必要最低単位数を取得する場合の費用の概算は、約470,000円となります。ただし、選択科目の履修単位数やスクーリングの受講場所により変動します。なお、使用テキストは各自で購入することになります。

Q.4 スクーリング科目は神戸親和大学へ行かなければならないのでしょうか?
A.4

スクーリング科目は神戸親和大学キャンパス(鈴蘭台)で受講しなければなりません。

Q.5 スクーリング科目を受講する場合、関西大学での授業は欠席しなければならないのでしょうか?
A.5

スクーリング日程が関西大学での授業と重なった場合は欠席しなければなりません。その場合、スクーリング受講後に教職支援センター担当窓口にて欠席届を交付しますので、授業担任者へ直接渡してください。特に出席を重視する授業については欠席する前週に担任者へ予め事情を伝えておくと良いでしょう。

教員採用試験について

Q.1 小学校・中学校・高等学校の先生になるには、どうしたらよいでしょうか?
A.1

目指す学校種・教科の教員免許状を取得し、公立学校あるいは私立学校の教員採用試験に合格しなければなりません。ただし、出願時に目指す学校種・教科の教員免許状を取得または、取得見込みでなければなりません。

Q.2 教員免許状を取得するには、どうしたらよいでしょうか?
A.2

関西大学では、各学部学科で教員免許状を取得するための課程の認定を受けており、定められた所定の単位を修得し、かつ大学を卒業することによって教員免許状を取得することができます。
なお、小学校・中学校の教員免許状を取得するには、「介護等体験」が必要になります。

Q.3 公立学校の教員採用試験とはどのような試験でしょうか?
A.3

「教員としてふさわしい資質・能力を備えた人材を確保する」ため、都道府県教育委員会及び政令指定都市教育委員会などによって行われる選考試験です。具体的には、筆記試験(学力試験)、論作文、面接、実技などの試験が行われます。

Q.4 公立学校の教員採用試験の出題内容は?
A.4

大きく区分すると、基本的には次のようになります。

【筆記試験】 教職教養(教育原理・教育史・教育心理・教育法規)
一般教養(人文科学・社会科学・自然科学・SPI)
専門教養(各校種・教科ごとの専門科目)
論作文(教師論・教育論・教育時事・生徒指導・学習指導等)
【面接試験】 個人・集団面接・集団討論
【実技試験】 小学校(水泳・音楽等)、中学校・高等学校の英語、中学校・高等学校の保健体育等
Q.5 公立学校の教員採用試験に合格するには、どのような学習をすればよいでしょうか?
A.5

一例として次のような方法が挙げられます。

◆過去問の傾向分析⇒基礎知識の習得⇒過去問を含む問題練習の繰り返し
受験希望自治体の過去5年間程度の過去問を解き、問題の出題分野や出題頻度、難易度等を分析することによって、出題傾向を把握していきます。この際、自分の得意・苦手分野を把握し、今後の学習方法に役立てていきましょう。教職支援センターでは過去問や参考書を揃えており、閲覧が可能です。

なお、本学では東京アカデミーによる教員採用試験対策講座を実施していますので、独学での学習が不安な方はご利用ください。
また、面接試験については、教職支援センターにて実施する面接対策セミナー等に参加するなどして練習を行い、実践的な力を身につけてください。

Q.6 私立学校の教員を目指しています。私立学校の教員になるには、どのような方法がありますか?
A.6

各私立学校がそれぞれ採用試験を行い合格者を採用するというのが基本的な方法です。
したがって、次の方法で私学の教員募集情報を集めることができます。

  • ① 大学に送付される各学校の求人情報を確認する。
  • ② 各学校のホームページの求人情報を確認する。
  • ③ 私立中学校高等学校連合会のホームページを確認する。
  • ④ 人材会社等を利用する。

この他に、私立学校教員適性検査を受検することなどもあげられます。

Q.7 教員採用試験の勉強以外にやっておく方がよいことはありますか?
A.7

学校インターンシップや学校ボランティアへの参加により、学校現場を体験し、子どもたちとのかかわりを通して教員としての必要な資質を磨く、あるいは教員への適性を知ることができます。
また、各教育委員会等において実施されている教師塾も、教員としての資質や現場で活かせる実践的な力を身につける貴重な機会になると思われます。

その他

Q.1 学校インターシップに行きたいのですが、まずどうしたらよいのでしょうか?
A.1

本学には学校インターシップ制度があります。
詳しくは、高大連携センターのホームページをご覧ください。

Q.2 図書館司書と司書教諭はどのように違うのですか?
A.2

図書館司書は、国・公・私立の図書館で専門的事務を行う者で、資格取得には本学図書館学課程の所定単位の修得が必要です。
司書教諭は、小学校・中学校・高等学校の各学校に設置されている図書館の運営を担う者で、資格取得には教員免許状の取得と、司書教諭に必要な所定単位の修得が必要です。
学校司書プログラムは、児童・生徒や教員が学校図書館をこれまで以上に活用できるようサポートする職員です。資格取得には、モデルカリキュラムの科目区分に対応する本学で開設する授業科目の修得が必要です。

詳しくは教職課程履修の手引きをご確認ください。