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関西大学教育改革実践フォーラムを開催

 梅田キャンパスで3月1日、「学生の声をどのように教育の質保証や学生自身の学び・成長へつなげるか」をテーマに2024年度関西大学教育改革実践フォーラムを開催し、高等教育機関や関係企業からの参加者、学生など100人余りが全国から集まりました。

 現在、大学評価の観点で注目されている「教育の質保証における学生参画」。各大学では、これまで実施されてきた学生の声を拾う取り組み(授業アンケートや学生調査など)に加えて、"教育の質保証プロセス"に学生が参画する体制や制度、取り組みの検討および実装が進められています。

 本フォーラムは、本学の高橋智幸学長による開会挨拶を皮切りに、まず話題提供として3つの大学における実践事例の報告が行われました。芝浦工業大学の榊原暢久氏(教育イノベーション推進センター長・学長補佐・教授)は、「芝浦工業大学における学生参画 ~授業・カリキュラム・全学の3視点から~」をテーマに解説。続いて、創価大学の栃木哲朗氏(大学評価・IR事務室長)が、「学生の声が創る教学マネジメント ~学生発による改善案の実践~」について述べました。また、本学からは「学生の学びと成長につなげるための教学IRプロジェクトの挑戦」をテーマに、教育推進部の山田剛史教授(教育推進部副部長)と教学IR室の木原宏子氏(教学IRアドバイザー)が講演。教学IRプロジェクトの取り組みや学生インタビューの結果を紹介しました。
 参加者同士でのフロアディスカッションに続いて行われたパネルディスカッションでは、榊原氏、栃木氏と本学の小西秀樹副学長(教育推進部長)が登壇。参加者からの質問を受けて、情報共有や活発な意見交換の場となりました。

 テーマ「学生の声をどのように教育の質保証や学生自身の学び・成長へつなげるか」を、参加者同士がともに考える機会となった本フォーラム。参加者からは、「教育研究や大学運営において重要な示唆を得ることができました」「学生参画の多様な形態を知ることができ、自大学に実装するためのヒントを多く得られました」などの感想が寄せられました。

 教学IRプロジェクトでは、今後も「学生の学びと成長を最大化するために、学生を知り抜くこと」を根幹として、学生の主体的な学びを支援します。

教学IRプロジェクトウェブサイト

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