関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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  • 教育・研究

「〈地域で活動する若い力〉奨励賞 プレゼンテーション審査会」を開催

 梅田キャンパスで12月8日、「〈地域で活動する若い力〉奨励賞2024 プレゼンテーション審査会」を開催しました。
 本賞は、地域連携活動に関わる中で学び、成長した学生を顕彰するもので、当日は書類審査を経た10組が各活動の内容や成果、活動を通じて得た学びや成長についてプレゼンテーションを行いました。

 兵庫県丹波篠山市の福住(ふくすみ)地区での持続可能な地域づくりについて発表を行ったのは、「竹で重要伝統的建造物群保存地区をデザインする活動 ふくたけ」。本学住環境デザイン研究室の学生らが、兵庫県立篠山東雲高等学校、福住地区まちづくり協議会と連携して活動しており、歴史的な街並みに調和する景観づくりや放置竹林問題の解決を目的として、間伐された竹を使用したバス停の待合所の修景、同じく竹を活用したフラワーポットの製作、篠山東雲高校で使用しているヤギ小屋の改修などの取り組みについて報告しました。
 高校生をはじめ地域住民と協働で行った活動の数々は、"自らの設計によりものをつくることを通じて、地域を巻き込み発展させたこと""そのプロセスにおいて、次世代を担う高校生の人材育成を手掛けたこと"が高く評価され、最優秀賞に輝きました。
 また、優秀賞は「岸和田市観光振興プロジェクト シン・キシワダ~三つの『シン』と関大×岸和田の新たな挑戦~」、特別賞は「ヤマサトマチをつなぐプロジェクト」が受賞しました。

 講評では、地域連携活動に携わる学内外6名の審査員が各チームの活動や発表を高く評価するとともに、「活動を通じて学んだこと、『現場に行ってみないとわからない』ことを実践してきたみなさんの強みを活かして、卒業後も社会で活躍してほしいです」「みなさんが成功したこと、苦労したこと、悩んだことを、ぜひ次世代に継承していただきたいです」と学生へメッセージを送りました。

 本学は、学是(理念)に「学の実化(じつげ)」を掲げるとおり、理論と実践を調和させた教育活動によって主体的に考え、行動し、社会を変革する力を持つ人材の育成を目指しています。地域連携センターは、学生が地域社会に関心を持ち、地域社会に寄与できる人材となることを奨励しています。

地域連携センターウェブサイト

  • 241213_t_communitycollaboration01.s.jpg最優秀賞/竹で重要伝統的建造物群保存地区をデザインする活動 ふくたけ
  • 241213_t_communitycollaboration02.s.jpg優秀賞/岸和田市観光振興プロジェクト シン・キシワダ 〜三つの『シン』と関大×岸和田の新たな挑戦〜
  • 241213_t_communitycollaboration03.s.jpg特別賞/ヤマサトマチをつなぐプロジェクト
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