年史資料展示室企画展 「「大学」が千里山へやってきた！」を開催中

  4月1日から千里山キャンパスにて、2021年度企画展「「大学」が千里山へやってきた！」を開催しています。

  関西法律学校として創立した関西大学は、1905(明治38)年から「私立関西大学」として「大学」の名称を使っていましたが、実態は「専門学校令」に基づく学校でした。1918(大正7)年12月6日に「大学令」が公布され、公立や私立の大学設立が認められるようになりましたが、そのためには「大学令」に定められた条件を満たす必要があり、当時の大学首脳陣は、関西大学を高等教育機関として存続させるため、大変な苦労を重ねました。大学の設立が認可されたのは1922（大正11）年6月5日のことでした。

  本企画展は来年6月に大学昇格100年、ならびに千里山キャンパス開設100年の佳節を迎えるにあたり、これまでの発展の経過を振り返るものです。北摂の千里山に校地を求めた理由や昇格後の変化などに着目。北大阪電鉄の開通や「大学前駅」の新設、学部学舎や図書館の建築、当時「東洋第一」と呼ばれた大運動場の完成など、千里山学舎開設前後のエピソードを紹介するとともに、大学昇格にまつわる資料を展示します。

  本企画展は来年2月28日(月)まで開催しています。(開館日：月・水・金曜日、休館日：火・木・土・日曜日・祝日。開催時間10:00～16:00で入場料無料)
※コロナ対策のため急遽閉館する場合があります。詳細は年史編纂室までお問い合わせください。

2021年度年史資料展示室企画展の詳細