2019年8月2日（金）に千里山キャンパスにて，Lourdes Ortega先生（Georgetown University）をお招きして，e-LINC主催の招待講演会を開催しました。講演のタイトルは"Exploring Teaching-Research Interfaces: A Down-to-Earth SLA Perspective"というもので，特に第二言語習得研究の中でも教育的示唆との繋がりが強い研究に着目しながら研究と実践をつなぐ新たな視点を提示していただきました。特に，動機づけ，第二言語ライティング，言語習得における臨界期仮説，の3つの領域で示唆に富む多くの研究が紹介され，それらの研究がどのように応用言語学という学術分野への貢献があるのかについてお話いただきました。紹介された研究の中には関西大学外国語学研究科の教員のものも多く含まれていました。講演後にも時間いっぱいまで活発な議論が繰り広げられ，参加者にとって非常に有益な講演会となりました。