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中学3年生「総合社会」 模擬評議・評決を実施しました

 先週に引き続き、「裁判員制度を体験しよう」を実施しました。2回目の今日は、『模擬評議・評決』です。
 先週の『模擬裁判』は論告・求刑まで。これをうけて、先週は傍聴していた「裁判員」役の生徒たちが評議・評決を体験します。
 つまり、有罪か無罪か?有罪であれば、懲役は何年?執行猶予はつくの?といった議論をすすめなければなりません。
 法科大学院の皆さんにアドバイスを受けながら、議論が始まりました。
 被害者が持っていた巾着袋から指紋が検出されていないことを問題にする班や、紙幣に空いていたホッチキスの穴の傾きまでが一致している点を問題にする班など、かなり専門的に証拠を吟味していきます。
 そして、評決。多数決で挙手をしている班もありましたが、それぞれの結論には納得しているようす。
 最後に裁判長役の生徒が、壇上で判決文を読み上げます。「主文。被告人を懲役6年に処する。」まるで本物の裁判長みたいです。
 各班によって、判決に差はありましたが、みんな真剣に議論したということで、法科大学院名誉教授の栗原宏武先生にはお褒めの言葉をいただきました。
 選挙権を得たら、呼び出されるかもしれない裁判員。生徒たちにも、いつの日かこの経験をいかす時がやってくるかもしれませんね。


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