NEWS

NEWS

中学3年生 海外英語研修第9日

7時45分、Lagoon Kioskに生徒たちが集まってきます。
でも、生徒たちは次々にバスへ。
そうなんです。急に予定を変更しました。昨夜、Ocean Spirit Cruises社のJack氏から、引率者の携帯に連絡が入りました。22日の帰り、風と波が猛烈に強く、船内は修羅場と化した、という船長レポートが入ったそうで、「できれば、スケジュールを変更しませんか?」とのこと。せっかくのMichaelmas Cay。往路で体力を使い果たしては、十分楽しめません。また、安全性のこともあるでしょう。(この時点で、船が出るかどうか判断できない状況でした。)急遽、3台の携帯電話を操りながら、関係各所に連絡を入れます。キャンセルすれば、丸一日スケジュールが空いてしまう。代替日程を確保して、新たな予約(Michaelmas Cayは国立公園の中の特別保護地域のため、一日の上陸人数が法律で厳しく規制されています。よって、新たな日程で43名の上陸ワクを確保しなければならないのです。)幸い、現地スタッフや日本のスタッフの迅速な手配により、明日のバスと土曜日の上陸ワクが確保されました。(この時点で19時30分ぐらい。)
次に、明日一日何をするのか、ということになります。このような事態ですから、入場料のかかる場所に連れて行く予算はありません。貴重なおこづかいから徴収することもはばかられます。そこで、引率者の一人がひねり出したのが、『ケアンズ近郊“ちょっとセレブ気分を味わってみよう”一日遠足』。とりあえず、事前予約不要で入場料がかからない見どころをつなげて、一日ツアーを作ってしまったのです。
そういう訳で、バスは国道1号線を北へ。
一時間後に到着したポート・ダグラスの街は、超高級リゾートホテルが立ち並ぶ、まさにセレブリティな街。約2時間の自由散策は、ビーチを見たり、お店をのぞいたりとゆったりした時間。昼食は少し戻ってパーム・コーブにて。
さらに、DFOと呼ばれるアウトレットモールにも寄ります。ここでは、世界に君臨する『大阪のおばちゃん』の予備軍ぶりをいかんなく発揮し、いろんなお店の袋を抱えて奮闘している姿が印象的でした。
今日最後の訪問場所は、Botanic Garden。広い敷地に、熱帯植物がたくさん育てられている植物園です。買い物疲れ(?)の身体を、少しだけ伸ばして……。
予定通り、17時にLagoon Kioskに戻ってきた生徒たち。楽しみにしていたMichaelmas Cayは土曜日になってしまったけれど、今までの先輩が行かなかった場所も訪れて、それなりに楽しんでくれたかな。その後の問い合わせによると、土曜日の天候は、おおむね良好とのこと。
風邪気味だった生徒も今日は元気に参加。やっぱり40人揃うとホッとします。きっと、万全の体調で青い海に入ることができることでしょう。

≪Student’s Comment≫
 今日は、ミコマス・ケイへ行けなくなりました。楽しみにしていたので少し残念ですが、今まで関大一中生が行ったことのないところに、特別プランでいけると聞いたので、ワクワクしていました。
 ポート・ダグラスに着いて、アイスを食べました。スモールサイズだったのに、結構な量がありました。お昼はビーチで。風がすごく強くて、ご飯を食べるのが大変なほど。それからDFOへ。久しぶりポテトを食べたり、ショッピングをしたりしました。最後に行った植物園では、とてもリラックスできました。
 家に帰ってからは、ホストマザーにナイトマーケットへ連れていってもらいました。ほとんどのお店に日本語の話せる人がいました。カンガルーランドというお店のハチミツが、すごく濃厚でした。
 急遽予定が変更になったけれど、充実した一日を過ごせました。


20110823_Cairns001.jpg
20110823_Cairns002.jpg
20110823_Cairns003.jpg
20110823_Cairns004.jpg
20110823_Cairns005.jpg
PAGE
TOP