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　最終日は、春とは思えないほど日差しの強い気候でした。生徒は各部屋の片づけをし、研修最後の活動へ向かいます。

　Aグループはうどん作り体験とスポーツ活動です。うどん作りでは、初めての体験に生徒はみな悪戦苦闘していました。しかしながら、クラスの垣根を越えた班で協力することによって、皆それぞれ個性豊かなうどんを作っていました。その後、人工芝のグラウンドに移動してスポーツ活動です。12人が円陣を組み、何回バレーボールをつなげることができるかを競いました。チーム内それぞれニックネームで呼びあいながら、ボールをつなげていきます。お互いに声を掛け合い、団結することができたチームでは135回もの記録を達成しました。どのチームもスポーツ活動を通して、クラスを超えた交流ができていたようです。

　Ｂグループは、カッター訓練です。今日は全長約5㎞のコースで行われるカッターレースです。9時55分にスタートしたレースは、抜きつ抜かれつの大接戦となりました。先頭争いの艇も、最後尾の艇も、生徒は全員汗だくになりながら必死に漕いでいました。男女ともに全員で協力して最後まで全力を出しました。レース後は皆すがすがしい笑顔をしていました。カッターレースの結果は、Ｉ組（10号艇）が優勝しました。

　昼食をいただいた後、ついに閉講式です。3日間の宿泊研修も終わりです。初日は、まだまだ関大一高生としての自覚や行動ができていなかった1年生でしたが、さまざまな活動を通して、多くのことを学び、すっかり高校生らしい顔つきになってきました。この宿泊研修で学んだこと、新たにできた仲間とともに、これからの学校生活を素晴らしいものにしてほしいと思います。