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高校3年生 文楽鑑賞教室に行きました

 6月18日月曜日。高3学年は、国立文楽劇場において文楽鑑賞教室を実施しました。本校では、狂言・歌舞伎・文楽と、学年をおって日本の古典芸能に触れる機会を設けています。

 さて、今年の演目は「菅原伝授手習鑑」より「寺入りの段」と「寺子屋の段」。
 本編の前には、技芸員の方が人形の動かし方を解説してくださいました。解説の最後には、本校の男子生徒3人が舞台に上がり、お手本にならって人形の動かし方を体験。 懸命に演じる3人に、会場から大きな拍手がわき上がりました。

 そして、いよいよ上演。生徒たちは、古典語の勉強の成果を活かし、現代にも通じる人情ドラマを鑑賞していました。


〔生徒の感想〕
 僕は舞台に上がり、実際に人形を動かしてみました。左遣いは左腕を動かすだけで簡単だと思っていましたが、右腕の動きに合わせるのがなかなか難しかったです。                    (H組 男子)

 僕は文楽というものをあまり知らないながらも、興味は持っていたので、人形の動きや音楽に惹きつけられました。せっかくの学ぶ機会を無駄にはしたくないと感じました。僕たちは、成長するためには、世界と積極的にかかわっていかなければならないと思います。
 今回の文楽鑑賞をはじめとする校外学習は、そのための良い機会だと思っています。今後も僕はそういう機会を大切にしたいと考えています。                                  (H組 男子)

 僕は、ふだん人前に出て何かをすることが苦手です。しかし、この文楽の日は・・・、やはり足が震えていました。でも、このような経験は全員ができるようなことではないので、逆に自信を持って務めることを心がけ、最後までやり遂げることができました。
 実際に「菅原伝授手習鑑」を必死に演じる方々の「男の生き様」を感じることができ、大変良かったです。
                                                        (F組 男子)
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