株式会社島津製作所の出前授業

 12月17日(金)午後1時から、高校2年の理系クラスの生徒を対象に学校と企業連携の合同授業が行われました。今回は株式会社島津製作所の方々が出張してくださり、「計測」をテーマにお話しいただきました。
 「計測」とは「物質のある量をはかる」ということです。「ある量」とは、具体的には容積や質量などを指します。ものをはかるに当たって対象が肉眼では見えないスケールである場合、光を用いた特殊な装置を使います。実際に分光器という簡易装置を用いて蛍光灯や太陽光線を覗くと虹のような線が見えます。また、みかんにX線という特殊な光を透過させると、内部の様子が三次元画像として映し出されます。この装置(産業用X線CT)を学校に持ってきていただくために同社の方々には大変なご苦労をおかけし申し訳なく思いました。恐縮する一方で、見せていただけたことは生徒にとってまたとない貴重な経験になったと感謝しております。
 最後に株式会社島津製作所の方々が「機器を設計し、実際に操作し、内容を分析するためには学校で習う基礎学力が重要である。」と話されていたことが、もっとも印象に残りました。

生徒感想

 簡易分光器を使った観察では、光によってスペクトルに多少の変化があることがわかりました。私たちの今見ている景色は光のスペクトルによってとらえられるものだそうで、この世界には、まだ私たちの想像をはるかに超えるものがたくさんあると痛感しました。
 私たちの発明や発見が将来の生活に役立つのだと考えたら、すごくわくわくしました。
(2-I 女子)

 本物の測定を目の前で見ることで、授業だけではイメージできなかった可視光とX線の違いや、それぞれの特性が理解できました。また、X線はレンズなどによって拡大縮小ができないことに驚きました。工業用X線装置を使った実際の測定では、X線の透過強度の違いを3D映像にする技術がすごいと思いました。機会があれば、授業の後半に聞いた車1台を丸ごとX線にかける装置を見学したいと思います。
(2-I 男子)


101217h_shimazu01.jpg
101217h_shimazu02.jpg
101217h_shimazu03.jpg
101217h_shimazu04.jpg
101217h_shimazu05.jpg

過去の記事一覧へ戻る

このページの先頭へ