現在、関西大学第一高等学校ではインターンシップ2010を実施しています。事前講座も修了し、7月16日より順次、それぞれの実習先でのインターンシップが始まっています。 一高生たちは受け入れていただいた企業・団体・学校でどのような就業体験を行っているのでしょうか。 生徒たちが書いた「実習日誌」・「実習報告書」をもとにその様子をのぞいてみましょう。 ―「実習日誌」「実習報告書」より― 実習先: 関西大学 幼稚園 実習期間: 7月16日(金)~7月17日(土)(2日間) 実習人数: 6名 実習内容: インターンシップ1日目 09;00~ 朝の挨拶の見学 09:05~10:00 園児たちの遊ぶ様子の見学と参加 10:00~10:50 園児たちの砂場遊び見学と参加 11:00~11:10 さよならの会 11:15~12:00 掃除 12:10~ 担任の先生と今日の活動を終えての報告と感想 インターンシップ2日目 10:00~10:15 プール遊びの見学 10:20~10:50 教室での遊びの見学と参加 10:55~11:00 帰る準備 11:05~11:10 本の読み聞かせの見学 11:15~ 帰りの会 11:20~12:05 掃除 12:10~ 担任の先生と今日の活動を終えての報告と感想 ―インターンシップを通して感じたこと・学んだこと― はじめは園児たちにどういう言葉で話しかけたらよいかわからず戸惑いました。先生にお聞きすると、漢字の熟語で話すのは良くないと言われたので気をつけました。お店ごっこに参加した時は、木のブロックをラーメンにたとえたり、何もないのに人形だと言ったりしていて、小さい子の想像力は凄いと思いました。 2日間の短い間でしたが多くのことを学べました。何より、みんなが仲良くしてくれたので本当に楽しかったです。(1年生 男子生徒) 教師になることが夢であったので幼稚園を希望し、子供と関わりたいと思ってここを希望しましたが、小さな子供の考えることは思ったよりとても複雑で驚くことばかりでした。 やはり「命」を預かる場所である、ということをもっと深く捉えていなければならなかったというのが反省点だと思います。このインターンシップを通して感じたこと、思ったことをしっかりと記憶し、これからの自分の進路に役立てていきたいです。(1年生 女子生徒) 幼稚園先生は、すごいと思いました。なぜなら、先生自身がお話をしようとした時に、子供たちに邪魔されても、生徒同士がおおげんかしていても、笑顔で声を荒げるときはなく、いつも生徒と同じ目線にいられるように腰をかがめて、「先生は今何をしてるかな?」「どうして●●さんと●●さんはけんかしているの?」など優しく語りかけていたからです。どんな状況でも生徒が今何をして何が不満で何が嫌なのかを適切に見極めるのは本当に大変だと思いました。(1年生女子生徒) ≪ レポート一覧へ戻る ≫ |
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