株式会社ドウシシャ <インターンシップ2009 実習報告>


2010/01/31

実習先名:株式会社ドウシシャ
報告者名:S.Y.
実習期間:平成21年 8月 4日(火)~ 8月 6日(木) 3日間

実習日誌 ―――  平成21年 8月 4日(火) <実習1日目>
【時刻・実習内容】
8:50 朝礼(社訓の声唱、あいさつ)
9:00 値札作り
     倉庫見学(時計の検品、また返品作業など)
11:00 商談(カタログについて)
     商品をどのように紹介するか、デザイン、ページ数など
14:00 ポスター切り(お客様に渡すための)
     伝票整理
15:00 ジョーシンの時計コーナー見学(会社が出した商品がどのようにお店に並んでいるか)
16:00 実習日誌記入
17:00 送り状作成
17:30 終礼
【今日学んだこと・感じたこと】
 とてもあいさつをきっちりしているところが高校生と社会人の差なのだなと感じた。社会人として生きていくにおいて、情報と人脈がとても重要であることを知りました。また、会社全体がビジネスをしているという空気でとても刺激的でした。外国語で話している人を見てかなりグローバルだなと驚きました。関大一高出身の方が多いのにびっくりしました。
【実習先の方のコメント】
 与えられた業務をすばやく丁寧にこなして頂き私たちも助かりました。また積極的に仕事を見つけようとする姿勢には好感が持てました。

実習日誌 ―――  平成21年 8月 5日(水) <実習2日目>
【時刻・実習内容】
8:50 朝礼、ラジオ体操、社訓声唱
     ちらし作成、伝票整理
10:30 (ポスター)
11:00 広告作成(ラミネート)
     プレート
12:00 書類コピー、整理
13:00 昼食、休憩
14:00 商談
15:30 送り状作成 パソコン入力
16:00 商品ならべ
17:20 サービスセンター見学
     (時計の修理などをするところ)
【今日学んだこと・感じたこと】
 基本的には昨日と同じ仕事でしたが、商談のたいへんさを感じました。はっきりと話すということが重要だと思いました。展示室での商品ならべ方1つでとても商品の見え方などがだいぶ変わってきて、とても重要な仕事の1つだと思いました。
【実習先の方のコメント】
 事前に流通業界に興味があると聞いていたので、本日は全体の流れについて指導させていただきました。好奇心旺盛で、色々なことを学ぼうとする姿勢が、私たちにも伝わり良い刺激になりました。

実習日誌 ―――  平成21年 8月 6日(木) <実習2日目>
【時刻・実習内容】
8:50 朝礼、体操、社訓声唱
     画像調べ、座席表配り
     伝票作成
11:30 商品のキャッチコピー作成 ← フェラーリ
12:00 昼食
12:30 商談(商品の返品など)
        (売り込み)
15:45 報告書記入
【今日学んだこと・感じたこと】
 一番、忙しい日でした。商談では今までで一番たいへんなもので、自分がいて大丈夫かと思うくらいでした。社会人は本当にすごいと感じました。また、商品のキャッチコピーを要約して、自分の言葉も交えて新しく作りなおしてたいへんな作業でした。キャッチコピーで商品のイメージがずいぶんと変わると聞き、びっくりしました。座席表を配った時は普通に話せなかったです。社会は厳しいです。
【実習先の方のコメント】
 本日は私の商談に同行してもらいましたが、先方への挨拶や気配りもしっかり出来ており、すごく感心しました。また、移動中の話では、自分の考えをしっかりもっていることにも感心しました。短い期間でしたが、私も初心にかえることができ、お互いに勉強になったと思います。ありがとうございました。

実習報告書 ―――
【実習概要】
営業について。
会社が入荷した商品をどのようにしてお客様(販売店)に売っていくか、販売に際してどのような感じでお客様に接するか。
基本的なあいさつや、はっきりと話すことの重要性や社会人として必須であること。
伝票整理、書類のコピー、送り状作成などの業務。
ラミネートやポスター切り、商品のタグ作成。
販売された時計のアフターサービスがどのように行われているか。
商品の管理、検品作業の行われている倉庫見学。
ビジネスマナーやルールの学習。
【このインターンシップで何を学び、自分はどう変わりましたか】
 最初、インターンシップがとても嫌に感じましたが、社会人の方々と一緒に仕事をしていくなかで、仕事のたいへんさ、そして、いかに自分が今までダラダラと1日を過ごしていたかがわかりました。高校生活では先生相手でもボソボソと話していて、ましてやハッキリと話すことなど、全然気にしていなかったのですが、企業の中ではハッキリと大きな声で話すことは当たり前のことであって、常識であることを痛感しました。また、実際の仕事では、小さな事にも失敗は許されるものではなくて、難しい事でも当たり前のようにこなしていかないといけないものなので、とても大変に感じました。関大一高出身の方も多く、仕事先にも同級生や同じ母校の人がたくさんいらっしゃって、人脈というものがとても大事になってくるということを学びました。また相手の話についていけるような情報もたくさん知っておくことが重要だということを知りました。
 学校生活では自分の親が出してくれたお金で授業を受けているけど、社会はその逆で仕事をしてお金をもらうという今の生活とは全く逆であると教えてもらい、お金を稼ぐためには積極的であることが大事であると知りました。営業活動では積極的に相手に言いたいことを伝え、相手の言うことをしっかり聞くという、基本的な行為が一番重要になってくると知りました。
 今の自分はあまり積極的な人間ではないので、そこを直していかないと社会では通用しないと痛感しました。営業の自分のもっていたイメージとは違って小さなところ、例えば広告の営業1つでだいぶ変わります。細かな作業の積み重ねの上に成り立っていることに驚きました。自分が社会に出て行くにおいて、理系、文系、などは関係なく当たり前のことを当たり前にできないといけなので、今の自分にとっては社会に出ることはとても危険なものだと感じました。
 日々の生活の中であいさつや、ハッキリ話す。言いたいことをしっかり伝えることに特に注意を払って、将来、自分が社会人になったときに困らないようにしたいと思います。


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