コカ・コーラウエスト株式会社 <インターンシップ2009 実習報告>


2010/01/31

実習先名:コカ・コーラウエスト株式会社
報告者名:H.T.
実習期間:平成21年 8月19日(水) 1日間

実習日誌 ―――  平成21年 8月19日(水) <実習1日目>
【時刻・実習内容】
10:00 千里丘オフィス集合
10:05 オリエンテーション
10:10 コカ・コーラについて(人事部部長吉川さん)
11:20 昼食
12:00 京都工場へ移動
13:00 京都工場到着
13:10 一般見学ツアーに参加
14:30 一般ツアー終了
14:40 一般ツアーで回らない部分の工場を見学
15:30 マーケティングについて(コカ・コーラウエスト京都工場エコラ館館長岸野さん)
16:00 千里丘オフィスへ移動
17:10 書類を受け取り解散
【今日学んだこと・感じたこと】
 普段お店や自動販売機にある飲み物がどのようにして企画され、工場で作られ、届けられるのかを様々な方向から学ぶ事ができた。

実習報告書 ―――
  【実習概要】
コカ・コーラについて
 1886年アメリカジョージア州アトランタでジョン・S・ペンバートン博士によって作られたコカ・コーラは1957年日本での販売が始まった。コカ・コーラは全世界を6つに分けて事業を展開しており、日本では日本コカ・コーラ株式会社とコカ・コーラウエスト株式会社など12のボトラー社で構成されている。コカ・コーラウエスト株式会社は「飲料ビジネスの未来を創造します」を経営理念としている。ベンディング、チェーンストア、リテール、フードサービスなどの販売先がある。環境推進活動なども行っている。
 コカ・コーラウエスト株式会社に関わらず、企業が事業を営む理由は社員を雇用し、社員とその家族の生活を支える。利益を出し、税金を納めることで、国の営みを支え国民の健全な生活と幸福に貢献する、ことである。
京都工場見学(マーケティングについて)
 古典的なマーケティング手法には3C+4Pという物があったが、現在とは違ってきている。日本のコカ・コーラには日本コカ・コーラ株式会社とボトラー社(コカ・コーラウエスト株式会社など)がある。日本コカ・コーラ株式会社はブランドマーケティングや新商品開発、マスマーケティングを行い(いわば空中戦)、コカ・コーラウエスト株式会社ではエリアマーケティング、エリアコミュニケーションを行う(地上戦)。コカ・コーラウエスト株式会社には決められた販売エリアにおいてコカ・コーラ社製品やサービスを地域のお客様に受け入れられ、一本でも多く買って頂けるために「地域のお客様から信頼され、当社のファンになっていただく」ことが必要である。
 食品偽装問題の続出により消費者の食品や食品メーカーの信頼が失墜している今、コカ・コーラ社の製品が衛生的で高品質な製品作りを行っていることを認知してもらい、製品について正しく理解してもらう目的がある。さらに消費者との絶好のコミュニケーション機会ととらえ、製品情報だけでなく、当社の企業情報や地域社会貢献活動、環境推進活動への取り組み等も積極的にアピールし、当社への理解を深めてもらうことにより、当社のファンになってもらうこともできる。
【このインターンシップで何を学び、自分はどう変わりましたか】
 小さい頃から飲んでいたコカ・コーラの製品がどのようにして誕生し、日本に入ってきて今日に至っているのかを知ることができた。
 工場見学をするのは子供に愛着をもってもらうだけでなく他の理由も多々あり、働くということの意味と同様に学生にはわかりにくい様々な事情があるのだろうと思った。

  ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

実習先名:コカ・コーラウエスト株式会社
報告者名:H.T.
実習期間:平成21年 8月20日(木) 1日間

実習日誌 ―――  平成21年 8月19日(水) <実習1日目>
【時刻・実習内容】
10:00 本社集合→支店へ
10:30 支店出発
11:00 大阪大学吹田キャンパス
      3ヶ所自動販売機視察・作業の見学と体験
      ・自動販売機へ商品を入れる
      ・自動販売機の売上数を把握
      ・不足分をトラックより補充する
      いのちの募金自販機視察(医学部内)
     ピンクリボン募金自販機視察(箕面の婦人病院前)
12:00 昼食
13:00 名神吹田サービスエリア 自動販売機視察
13:30 淀川キリスト教病院 自動販売機視察
      募金自動販売機の打ち合わせ同席(見学)
14:30 新大阪ポパイ(ネットカフェ)
      カップ自動販売機 作業の見学と体験(カップ詰め・商品補充)
15:00 ショップ水田
      商品発注見学 自動販売機の不足分補充体験
16:00 千里丘オフィス
      反省と質疑応答
【今日学んだこと・感じたこと】
 滅多に見ることのできない自動販売機の内部を解説付きで見させていただき、特にカップ自販機はどうなっているのか昔から不思議だったので、仕組みを知ることができてとても面白かったです。
 また、実際に体験もさせていただいて、私たちは今日始めてやったので楽しかったのですが、これを毎日一人で行うのは本当に大変だろうなと思いました。今まで自販機はお金を入れてボタンを押せば商品の出てくる便利な物、と思っていましたが、それはコカ・コーラの社員さんの大変な努力のおかげだと分かり、感謝して飲もうと思いました。

実習報告書 ―――
【実習概要】
自動販売機視察
 ・大阪大学吹田キャンパス
  (2ヶ所+医学部内いのちの募金自販機)
 ・婦人科病院前 ピンクリボン募金自販機
 ・名神吹田サービスエリア
 ・淀川キリスト教病院
 ・新大阪ポパイ(ネットカフェ) カップ自動販売機
 ・ショップ水田
自動販売機作業の見学と体験
 ・商品を自動販売機の中に入れる
  →箱から取り出して。各商品入れる場所が決まっている。
 ・商品の売り上げ数を確認し、不足分をトラックから持ってくる。
  →売れた分補充。サイズのちがいなど注意。
 ・メンテナンスチェック及び掃除(カップ自販機も→見学)
 ・カップ自動販売機 カップの設置
  →手を消毒してから。
 ・カップ自動販売機 商品補充
  →所定の場所に粉を入れる(ボタンを押すとお湯と混ざる)。
  →シロップの物もある(氷、水、商品によって炭酸水とカップ内で混ざる)。
反省・感想を紙に記入
 →所要時間10分で(3分ほどオーバーしてしまいました)。
反省・感想・学んだこと等を約3分で発表
インターンシップを受けての質疑応答。
【このインターンシップで何を学び、自分はどう変わりましたか】
 私は2日目(20日)のみの参加だったのですが、とても充実したインターンシップとなり、貴重な体験をさせていただきました。
 色々な自販機を見せていただいて、募金のできる自販機というのは今まで全く知らなかったのでとても驚き、こういう形での社会貢献もしているのだなと感心しました。今後、またコカ・コーラの募金自販機を見つけたら是非利用しようと思います。
 普段はなかなか見ることのできない自販機の中を解説付きで見させていただき、仕組みがよく分かり、とても興味深かったです。特にカップ自販機については、昔からどうなっているのか不思議だったので、中を見て、説明を受けて知ることができ、とても面白かったです。また、カップ自販機用に原液や粉末を作っていて、お茶でも粉末になるということを知り、とてもびっくりしました。粉末を溶かして作った物でも、缶やペットボトルと同じ味が作れるなんて凄いな、と思いました。
 実際に自販機の中に商品を入れる作業や、自販機で売れた本数を見て減った分だけトラックから取ってくる作業、カップ自販機にカップを入れたり、粉末を入れたりという作業をさせていただいて、とても楽しかったです。ただ、私たちは今日1日だけだったので、とても楽しかったのですが、これを毎日一人で行うのはとても大変で重労働だろうなと思いました。箱から缶を取り出すのもぴったり入っているので大変でしたし、缶を自販機の中に入れるのも横向きにちゃんと入ってくれなかったりするので予想以上に大変でした。それを社員の方は両手ですばやく取り上げていとも簡単に自販機に入れてしまうので、プロだなあと思いました。そんな風に手際よくやれるのはやはり経験を積んでいるからなのだろうなと思いました。カップを自販機につめるのも崩さずに運ぶのは大変で、粉を完全に全部入れるのにも時間がかかってしまい、短時間で手際よくやっている社員さんは本当にすごいなと思いました。
 また、作業前にアルコールで消毒をし、機械の掃除をし、とても意識が高いなと感心しました。腰にも腕にもくる作業ですが、社員さんが手際よく作業を行い、細部を見落とさずに注意を払ってメンテナンスや掃除をしている後姿が、なんだかとっても格好良かったです。
 こうやって仕事内容を見学・体験した後に注意して道路を見ていると、本当に驚くぐらい沢山の自販機があり、それらすべての管理を行うのは本当に大変なお仕事だなと思いました。もちろん体力的にも大変ですが、何がどれだけ売れているかなどにも注意して数を変えていったりしなければならない場合があるということも教えていただき、とても注意を払っていなければならないお仕事なのだなと改めて思いました。
 今まで自販機はお金を入れてボタン1つで簡単に商品が出てくる便利な道具程度にしか思っていなかったのですが、それだけ便利なのもコカ・コーラの皆さんの汗と努力のおかげだと実感し、今後缶ジュース1本飲むのでも、感謝しなくてはと強く思いました。
 今回このインターンシップが私にとってこんなに素晴らしい物になったのは、コカ・コーラウエストの方々が、私たちの作業はとても遅くイライラすることもあったかとは思いますが、作業1つ1つを優しく丁寧に教えてくださり、質問にも1つ1つ丁寧に答えてくださったおかげです。コカ・コーラウエストの皆さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。今後もこのインターンシップの事を思い出しながら、コカ・コーラの製品を今まで以上に飲ましていただきます。

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実習先名:コカ・コーラウエスト株式会社
報告者名:N.M.
実習期間:平成21年 8月19日(水)~ 8月20日(木) 2日間

実習日誌 ―――  平成21年 8月19日(水) <実習1日目>
【時刻・実習内容】
10:00 千里丘オフィス集合 インターンシップの説明
10:10 事業内容説明・経営理念について
11:00 昼食・移動
13:00 京都工場にて
     ①工場見学ツアー
     ②製品製造ライン見学
     ③清涼飲料会社における工場見学の意義について
16:20 千里丘オフィスに移動
17:00 解散
【今日学んだこと・感じたこと】
・企業が事業を営む理由や存在意義を学ぶ
・製品の製造過程を学び、実際に製造ラインを間近で見学
・飲料ビジネスの仕組みや、広報活動・工場見学の意義を学ぶ
 これらを学びコカ・コーラ社製の製品に対する安全性を理解し、飲料ひとつを取ってもかなり奥深いものがあると感じました。

実習日誌 ―――  平成21年 8月20日(木) <実習2日目>
【時刻・実習内容】
10:00 千里丘オフィス集合
     終日 市場視察
      ①大阪大学吹田キャンパス内 缶自動販売機の製品詰め作業体験
      ②ピンクリボン啓発広告自動販売機見学
     昼食
      ③吹田SAのお笑い自動販売機見学
      ④淀川キリスト教病院にて自動販売機見学
      ⑤カップ型自動販売機の製品詰め作業体験及びメンテナンスの見学
      ⑥小売店の自動販売機見学
16:00 インターンシップ終了会議(質疑応答・意見交換会)
17:00 インターンシップ全行程終了 解散
【今日学んだこと・感じたこと】
・飲料自動販売機のマーケットの仕組みを学ぶ
・さまざまな募金・啓発活動に自動販売機が役立っていることを学ぶ
・実際に担当者と意見を交換する事により日常の飲料に関する疑問が解決する
 これらを学び自動販売機1つを取って見てもたくさんの人が様々な関わりをもって成り立っているという事が実際に体験する事によって、より感じ取れるようになりました。

実習報告書 ―――
【実習概要】
1日目 事業内容説明・経営理念について
      →会社概要や経営理念について知る。      京都工場にて
      ①工場見学ツアー
       →一般のツアーに参加してコカ・コーラの歴史を学ぶ。
      ②製品製造ライン見学
       →実際の製造ラインを目の前で見学する。
      ③清涼飲料会社における工場見学の意義について
       →広報活動の意義や流通の仕組み、社会的な企業のあり方について学ぶ。
2日目 終日市場視察
      ①大阪大学吹田キャンパス内 缶自動販売機の製品詰め作業体験
       →実際に自動販売機での仕事を体験する。
      ②ピンクリボン啓発広告自動販売機見学
       →啓発活動としての自動販売機の役割を学ぶ。
      ③吹田SAのお笑い自動販売機見学
      ④淀川キリスト教病院にて自動販売機見学
      ⑤カップ型自動販売機の製品詰め作業体験及びメンテナンスの見学
      ⑥小売店の自動販売機見学
     インターンシップ終了会議(質疑応答・意見交換会)
      →2日間の感想を実際に述べ、意見交換をする。
【このインターンシップで何を学び、自分はどう変わりましたか】
 今回のインターンシップを通して、飲料の流通の仕組みを実際に目の前で見て体験する事によってまず、普段私達が飲む清涼飲料水に対する安全性を知ることが出来ました。
 実際にコカ・コーラウエストで働いている人達がどのような考えを持ち、また自分達の仕事をどのように考えているのかを直接聞き、理解を深めました。そして実際に意見を交える機会があったときには、普段私が持つ自動販売機に持つ疑問に答えてくれたりしました。
 この2日間を通して、「仕事とはどのようなものか?」、「なぜ仕事をするのか?」、「実際に仕事をしている人達は仕事に対してどのように思っているのか?」、「企業の考えを知るには?」などを、実際に現場で観察したり、説明を受けたりすることによって解決し理解を深めた事が一番の学習成果であると思います。
 私は現在、生徒会として他の役員と共に活動していますが、文化祭も近づき仕事が増えてきています。その時に、「誰の為にこの仕事をしているのか?」、「何を利益としているのか?」という事を考えるようになりました。そして、現在は「皆の為であり、自分のためである。」「全生徒がこの学校にいる間は充実した学園生活を過ごせること。」であると考えています。これらの考えはこのインターンシップを通して、生まれたものだと考えています。
 今回は何気なく、ただ為になるだろうと思って参加したので質問や実際に何を学びたかったかは実に曖昧なもので具体的に事前に考えていなかったのは、少しまずかったのではないかと思います。 しかし、それでも言葉では言い表せない何かをたくさん肌で学んでこられたことは受け入れ先の企業には感謝しています。
 今後はこの経験を活かし、生徒会活動を今までと同様に頑張って行こう思います。
 そして、自身の進路についてももっと具体的に考えるようにして行きたいと思います。
 夏休みで一番思い出に残る2日間でした。


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