実習先名:山田公認会計士事務所 報告者名:T.M. 実習期間:平成21年 8月17日(月)~ 8月19日(水) 3日間 実習日誌 ――― 平成21年 8月17日(月) <実習1日目> 【時刻・実習内容】 10:00 来所 自己紹介 山田先生の考える「公認」の意味の説明 質疑応答 12:10 昼食 13:15 公認会計士という職業ができたきっかけを聞く。 公認会計士法を見て使命、独占権、職責を読む。 試験制度の説明。 17:00 解散 【今日学んだこと・感じたこと】 自分が思っていた公認会計士の仕事と実際の仕事が全然違っていて驚きました。山田先生が何度もおっしゃっていた“社会に貢献しなければならない”ということと、独立した立場で公正かつ誠実に業務しなければならないということに責任の重大さを感じました。 実習日誌 ――― 平成21年 8月18日(火) <実習2日目> 【時刻・実習内容】 10:00 来所 昨日の公認会計士制度の続きを聞く。 12:15 昼食 13:05 事務所を出発。 13:15 日本公認会計士協会近畿会で女性公認会計士さんと男性準会員の方にお話を聞く。 ・公認会計士のビデオを見る。 ・質疑応答。 その後、研修室や職場を案内してもらう。 15:00 新日本監査法人を訪問し、研修室や職場を案内してもらう。 16:30 大阪証券取引所の資料室で有価証券報告書を見せてもらう。 17:00 解散 【今日学んだこと・感じたこと】 女性公認会計士さんに直接、お話が聞けてとても参考になりました。監査法人の研修室や職場を見学するにあたっては、各部屋にはカードがないと入れないようになっており、セキュリティーがとてもしっかりしていて驚きました。責任と信頼性の重要さを改めて感じました。 実習日誌 ――― 平成21年 8月19日(水) <実習3日目> 【時刻・実習内容】 10:00 来所 レポート作成 11:30 昼食 13:10 粉飾決算の手口を聞く。 監査手続きの例を聞く。 17:00 解散 【今日学んだこと・感じたこと】 粉飾決算を見破るのはとても大変だなと思いました。企業のばれないようにする工夫にも舌を巻きました。公認会計士=探偵だなと思いました。 実習報告書 ――― 【実習概要】 1日目 ・公認会計士法で使命、独占権、職責を読む。 2日目 ・日本公認会計士協会近畿会で女性公認会計士さんと男性準会員の方からお話を聞く。 ・仰星監査法人の研修室や職場を案内してもらう。 ・新日本監査法人の研修室や職場を案内してもらう。 ・大阪証券取引所で有価証券報告書を見せてもらう。 3日目 ・粉飾決算の手口を聞く。 ・監査手続きの例を聞く。 【このインターンシップで何を学び、自分はどう変わりましたか】 私は、この3日間の実習で公認会計士という仕事について、いかに知らなかったかということに気付かされました。“監査をする”ということは聞いていましたが、具体的にどういうことなのかまでは知りませんでした。 公認会計士の仕事は主に監査・税務・コンサルティングの3つに分類することができます。監査は企業の決算書などの適正性につき意見を表明すること、税務は税理士として税務申告書の作成や税務相談を行うこと、コンサルティングは経営全般にわたる指導・助言を行うことです。 公認会計士の使命は情報の信頼性を確保し、社会に貢献することです。常に独立した立場で見なければいけません。特に粉飾決算を見破り、企業を説得させる難しさには本当に驚かされました。企業が粉飾決算しないように監査し、的確なアドバイスを言い、指導するという役割があります。それによって企業が正しく成長し、公認会計士自身も成長していくのがわかるところがやりがいであると山田先生はおっしゃっていました。 また最近では、公認会計士の女性が占める割合は全体の2割以上だそうです。公認会計士には性別関係なく女性も男性も平等であるのも魅力の一つだと思いました。結婚や出産後の職場復帰も可能で男性準会員の方によると、女性の方が比較的この仕事に恵まれているのではないかともおっしゃっていました。 そして、公認会計士の試験に合格しても、自分の能力の維持・向上を図るためにCPE(継続的専門研修制度)で年間40単位以上勉強しなければいけません。公認会計士の試験はかなり難易度が高いと聞いていたので、そこをクリアしただけでも十分だろうと思っていたのに、社会に貢献するために、たえず自分を向上させ続けなければいけないのだと思いました。 このインターンシップは私にとって有意義なものであり、将来を考えるのに役に立ちました。公認会計士はとても魅力的な仕事だと思いました。 ≪ 実習先一覧表に戻る ≫ |