「ホストファミリーに出会うまでの旅路」　　＜ わが心のニュージーランド体験記 ＞


2008/11/12

　7月16日私はニュージーランドに行くために関西空港にいた。見送りに来てくれたのは父と母。日本最後の食事はスタバ。飛行機に乗る直前までしていたのは友達との電話。飛行機の中ではひたすらパズル。ここまで書いて思った。私に緊張感はあるのだろうか？
　ニュージーランドに着いた。寒い。真冬ほどでは無いが、これから夏だぜ！という国から来た人間にはとりあえず寒い。急に遠いところに来た気がした（実際遠いのだが・・・）。
　ニュージーランドに着いて真っ先に驚いたことはおじさま方の服装。日本の街にはあまり出現しない半袖半ズボンで歩くおじさまだが、ニュージーランドでは当たり前らしい。町のいたるところで半袖半ズボンを纏ったおじさまを見ることができた。
　ホームステイ先の方達との顔合わせの日。ホームステイ先の方達は事前に送った写真で私たちの顔を知っておられたが、私達は知らない。ホームステイ先の方達はこちらを指差して楽しそうに会話をしていたが、私達はきょろきょろしていた。気分的には市場で売られる子羊だ。周りの日本人が一人、二人、とホストファミリーに引き取られて去っていく。頭の中ではBGMとしてドナドナが流れていた。
　こんな感じで始まったニュージーランド語学研修ではあったが、ニュージーランドで出会った人達はみんないい人ばかりで、私のつたない英語を理解しようと一生懸命になってくれた。その上休日にはニュージーランドの森や海を見せて貰った。今まで過ごしてきた夏休みの中でもっとも印象深く、もっとも短く感じた三週間。それが私のニュージーランド語学研修である。
　（2D　A.Y.）


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