ホストファミリーの家はNBHSの先生の家だった。バスを降りてスーツケースを運びながら、緊張しないようにいつも家で聞いている曲を思い出していた。そしてホールの中の椅子に座り、ホストファミリーやバディーの名と自分の名が呼ばれ、家まで案内された。NZでの生活が今日から始まったのだ。 毎日の生活の流れはざっとこんなものだ。朝食、英語の授業、昼食、ACTIVITY、帰宅後の自由時間はどうしてもだらけてしまう。だからそれを防ぐために、30分以上は趣味の空手を毎日することにした。向こうで運動する機会は少ないと思ったので、ACTIVITYの時間は出来るだけ本気で挑んだ。日本の家よりNZの家の方がひろく、空手をするには十分だったが、一方で照明が暗かったため、勉強があまり出来なかった。だから家の中では香港留学生と話すようにしていた。でもそのおかげで英語が好きになれた。これからも勉強は続けていき、またこのNZの地に足を踏み入れたい。 (2A T.R.) ≪ 一覧表に戻る ≫ |