interview

vol.4

 

OB・OGの方との交流を通じて、実際に日本企業で働く姿が見えてきた。

システム理工学部 機械工学科 4年次生・留学生(取材年度:2021年度)
内定先:商社(電子・電機・情報機器)
職種:技術営業

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Q1.学生時代に取り組んでいたこと
学生時代最も力を注いでいたことは機械工学に関する勉強です。ある程度の日本語は身に付いていましたが、専門用語は日常では使わないため、授業で分からないところも多々ありました。また、使われている記号も海外と微妙に違いがあるので、慣れるまでに時間がかかりました。そのような中でも4大力学はもちろん、ロボティクス、センサー工学など、今後仕事で関わりがある科目を中心に勉強しました。また、本当に勉強したい科目を選び、人一倍努力して優秀な成績を修めることができました。大学で得た知識を活かして将来の仕事現場でも活躍していきたいと考えています。

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Q2.キャリアセンターをどのように利用していましたか?
学部2年次生から就職活動に関する情報収集のため、キャリアセンターを利用し始めました。主にキャリアセンター主催の業界研究、企業選びに関するガイダンスやセミナーに参加しました。特に重要と考え利用していたのがESのアドバイスおよびキャリア相談・面談です。日本語はどれだけ勉強してもネイティブレベルに至らないと思います。また同じ留学生の皆さんも、文法や発音がなかなか克服できないところではないかと思います。しかしながら、キャリアセンターの職員のみなさんから、面接の練習やESのアドバイスをいただくことによって、綺麗な日本語を使えるようになり、企業に与える第一印象が良くなったと思います。

Q.3キャリアセンターを利用して特に良かったと思うプログラムは?
OB・OG懇談会だと思います。日本に勤める外国人の方々と交流することができて、本当に助かりました。先輩方から多くのアドバイスをいただき、就職活動に関する心得を教えていただきました。日本人とは異なる留学生目線からのアドバイスが、就職の方向性を決めることにおいて大変役に立ちました。先輩方との交流を通じて、実際に自分が日本企業で働く姿が見えてきて、本当に良かったと思います。お忙しい中、貴重な時間を設けてアドバイスや心得を教えていただいたことに、心の底から感謝したいです。

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Q.4内定業界を志望した理由を教えてください
機械に興味を持ち、その中で社会に貢献できる仕事を、企業選びの軸として就職活動を行いました。また、より一層グローバル化が進むと感じていたので、日本を中心に活動する企業だけではなく、海外業務にも力を入れ、積極的に取り組んでいく企業に就職したいと考えていました。

さらに今後はIoT技術が求められる時代で、半導体の需要がより一層高まり、近年でも供給不足となっています。そのような情勢から、半導体関係に技術力の強さが見られる企業を選びました。半導体の製造に携わり、様々なニーズに合わせた製品を開発することで、世界中の人々の生活を支えることができると信じていることが、志望理由となりました。

Q5.社会人になって取り組みたいことを教えてください
機械工学科で学んだ知識を活かして、製品の開発に関する仕事で活躍したいです。将来は日本だけでなく、グローバルに活躍できる人になりたいと思っています。そのために、入社後、まずは業務の基礎を勉強し、少しでも早く知識を身に付けていきたいと考えています。その後、海外業務や出張に参加して、海外の技術を習得し、新たな製品を作って世界に貢献していきたいです。

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Q6.就職活動をする後輩に向けてアドバイスをお願いします
就職活動は早めに行動し、分からないことがあれば一人で考えるよりも日本人の友達に相談したり、キャリアセンターを利用した方がいいと思います。興味のある業界だけではなく、色んな企業の説明会に参加してください。関心がなくても実際に説明会を聞いて、興味を持つようになったことも少なくありません。逆に興味のあった業界でも実際に説明を聞いたら思っていたものと違う経験もありました。人生の大半は働くことになりますが、やりたい仕事が見つかれば楽しい人生を過ごすことができるのではないかと思います。キャリアセンターは就職先を決めるまでサポートしてくださるので、関大生である以上はぜひ活用し、理想的な就職先を見つけましょう。