松田綜合法律事務所
産業界から見たビジネス分野×データサイエンス分野に関するニーズ、学生に期待すること
松田綜合法律事務所
所長弁護士 松田 純一
「情報が世界を動かす」という時代です。
情報技術分野の成長は、10年前、20年前には想像も及ばなかった速度で進展しており、情報技術産業そのものの発展はもちろん、様々な業種、業態の事業者、行政、さらには個人にも浸透することで、社会の構造も急激な変化をしています。
これに伴い、ビジネスの現場で生じる課題も複雑化、多様化しており、事業を行う企業は、複雑化、多様化する課題に対して適切に向き合うよう、株主・投資家、従業員、取引先、地域社会等の様々なステークホルダーから厳しく求められています。
法律事務所の弁護士である私たちは、様々な業種、業態の企業や、公的機関や個人の方々を法的にサポートすることが主たるミッションですが、情報技術が飛躍的に進歩し、社会における課題が多様化、複雑化している状況においては、既にある法規範や過去の知見に基づきアドバイスをするだけでは不十分なこともあります。依頼者の方や他の分野の専門家と共に、法律の知識を超えた観点から、新たに発生する課題解決にトライし、場合によっては新たなルールを策定するような動きを取ることも必要となります。
これからビジネスの最前線に立つ方々も、やはり過去の知見だけではなく、自ら新しい課題を発見し解決へ導く力や、異なる分野との幅広い協働をすることが求められるでしょう。
ビジネスデータサイエンスという分野を学ぶには、ただ過去の知識を得て与えられた課題を解くだけではなく、新たな課題に積極的にトライしていくことが求められ、そうした活きた学習を重ねていくことで、社会に出てからそれぞれが所属する組織が生き抜き、成長していくために極めて大きい役割を果たしていくことが期待できます。
最先端のビジネスデータサイエンスを学びこれからの社会を切り拓いていく意欲のある方々と共に、魅力ある未来を創造していくことを楽しみにしています。