阪急阪神ホールディングス株式会社

ビジネスデータサイエンス学部設立に寄せて

阪急阪神ホールディングス株式会社
代表取締役社長
嶋田 泰夫

 このたび、貴大学において、2025年4月にビジネスデータサイエンス学部が設立されますこと、心よりお祝い申し上げます。
 貴大学では、「学の実化(がくのじつげ)」を理念に掲げて教育研究活動を展開されており、130年以上にわたって、学術研究はもちろんのこと実社会にその成果を届けることで、世の中に新たな価値を創造する人材を育成されてきたことに、深く敬意を表します。
 当社グループでは、これまで多岐にわたる分野においてさまざまなサービスを提供し、今日まで、交通・まちに関する多様なデータが蓄積されています。経営理念である「安心・快適」「夢・感動」という価値を今後も持続的にお客様にお届けするには、そのデータの価値は極めて重要と考えており、私たちもデータの分析と活用に繋がる取組を推進しています。
 そのような中、貴大学がビジネスとデータサイエンスを結びつけ、高い専門性と実践につながる学部を設立されることに対して、大変心強く感じております。是非学生のみなさまには、社会・企業・地域等のさまざまなステークホルダーの方々と接点を持ちながら、新たな社会課題を設定し、高度な分析と実践により、社会や地域にその価値を還元いただくことを期待しております。その過程では、ステークホルダーとのコミュニケーションや、データのビジネス現場への適用など、さまざまなシーンで試行錯誤を重ねることがあると思いますが、情熱をもって粘り強く取り組んでいただくプロセスを通じて、実行力や実装力が育まれ、それがやがては「学の実化」につながる大きな糧になると信じております。
 今日は、多様な産業や分野でデータを活用できる時代であり、活躍が期待されるフィールドは非常に広いと考えております。鷲尾学部長の力強いリーダーシップのもと、さまざまな分野において、ビジネス現場の最前線で活躍される「ビジネスデータサイエンティスト」を多数輩出されることを、ともに沿線地域を支える仲間として、心よりご期待申し上げます。