一般社団法人日本ショッピングセンター協会

データを活用した地域社会の課題解決に向けて

一般社団法人日本ショッピングセンター協会
専務理事 椿 浩

 このたびは、ビジネスデータサイエンス学部の設立、誠におめでとうございます。
 人々がより豊かな生活を求めるなか、それを実現するための重要な手段の1つとして、さまざまなデータの活用が注目されています。貴学部の設立により、多くの志ある学生の皆さんが将来に向けて有意義な学びの場を得ることになると思います。
 さて、ショッピングセンター(SC)は全国に3千カ所以上あります。SCは、買い物、飲食、サービスなどを通じて生活者の日常に寄り添うとともに、雇用創出やコミュニティの醸成に取り組み、また災害時には地域のライフラインとして重要な役割を担っています。
 そうした機能を持つSCにおいて昨今は、生活者のライフスタイルの変化に伴ってデジタルとリアルの融合が進み、SCビジネスが複雑化するなか、SCの経営や現場においてもデータを効果的に活用することが求められています。例えば、SCのマーケティングを1つ取り上げても、かつてのような個人の体験や勘に大きく頼るようなやり方ではなく、データを分析し活用して、顧客のニーズを知ることがとても大切です。今後、SCが地域に貢献し続けていくためにも、様々な場面でデータ活用の重要性は一層高まることでしょう。
 ぜひ学生の皆さんにおかれましては、様々な社会課題に対してデータを活用して解決できる力をしっかり身に付け、SC業界のみならず日本の将来を明るく照らす人材として活躍されることを心より期待しております。