資料集刊

関西大学東西学術研究所資料集刊51
『北京官話資料8種『京華襍拾』 解題と影印・語彙索引』

内田 慶市 編著
374頁
7,400円+税

最近発見されたカルフォルニア大学バークレー校東アジア図書館所蔵の18世紀末に著わされたと思われる北京官話資料8種(京話指南、三字経、千字文、大学、中庸、意拾喩言、一塊金錢、聖諭廣訓)を影印し、解題と語彙索引を付した。北京官話研究に新しい資料が加わり、研究者にとって裨益すること大であると確信する。

関西大学東西学術研究所資料集刊50
『内藤湖南の人脈と影響 関西大学内藤文庫所蔵還暦祝賀及び葬祭関連資料に見る』

陶 徳民 編著
246頁
6,800円+税

内藤湖南(1866-1934)の還暦祝賀および葬祭記録から、京大東洋史教授・書画研究者・政論家として築かれたその広汎な人脈が窺える。編著者による解説「晩年の湖南―還暦前後から一周忌までの事ども」および高田時雄氏による特別寄稿「ポール・ぺリオと内藤湖南」などが収録されている。

関西大学東西学術研究所資料集刊49
『『造洋飯書』の研究 解題と影印』

内田 慶市 編著
396頁
7,000円+税

16世紀以降、イエズス会宣教師をその主な担い手とする「西学東漸」という一大潮流が巻き起こり、さまざまなものが西から東にもたらされた。遠近法を使って描かれたキリストやマリアの像や聖書をはじめ、イソップ物語、世界地図、時計、ピアノ、天文学、数学等々、新しい西洋の近代科学文明が東アジアに伝わったのである。その中には、当然、「食」も含まれていたはずである。ただ、この「食」文化、特に「西洋料理」の伝播に関しての議論は、これまで余りなされてこなかった。本書は中国で最初に出版された西洋料理レシピ本である『造洋飯書』(1866)とその後継である『西法食譜』(1889)を影印し、解題として「近代中国における西洋料理の伝播と受容―『造洋飯書』を中心に」を付したものである。

関西大学東西学術研究所資料集刊48
『南京官話資料集 -《拉丁語南京語詞典》他二種-』

内田 慶市 編著
494頁
7,500円+税

南京官話に関する資料は少ないが、今回、これまで目に触れることのなかった資料三種(ラテン語南京語辞典、教義問答、南京会話テキスト)を解題を付けて影印し、研究者の便に供することとした。

関西大学東西学術研究所資料集刊47
『『華英通語』四種 ―解題と影印』

内田 慶市・田野村 忠温 編著
670頁
10,000円+税

『華英通語』の道光版を始めロバート・トームの「華英通用雑話」など貴重な四種を影印し、詳しい解題を付したもの。日中欧言語接触研究の貴重な資料である。

関西大学東西学術研究所資料集刊46
『戦ひの記 インパール作戦-「弓」師団長 田中信男従軍記-』

増田 周子 編著
198頁
4,100円+税

インパール作戦第33師団「弓」師団長田中信男中将の『従軍日誌』全文初公開! 従軍作家火野葦平が託され、日本に持ち帰った貴重な日誌である。戦後70年以上を経た現在「死の作戦」といわれた戦争の真実が克明に活写され、師団長の苦悩や陸軍上層部の暴挙の様が浮かび上がる。世界平和を改めて考えるための必読の書。

関西大学東西学術研究所資料集刊45
『シャルトル大聖堂-秋山博愛撮影写真追懐-』

中谷 伸生 編著
246頁
5,800円+税

長らく関西大学の教壇に立った故秋山博愛教授撮影の1960年代から1970年代のシャルトル大聖堂についての写真集で、修道院活動に関する講義ノートを収録。同時に、関西大学教授中谷伸生撮影による2008年以後の写真と論文を収録し、21世紀に入って大修理を進めるシャルトルの新旧の表情を紹介する。

関西大学東西学術研究所資料集刊44
『『拝客訓示』の研究―解題と影印』

内田 慶市 編著
252頁
5,800円+税

マテオ・リッチを始めとするイエズス会宣教師の手になると思われる東西文化に関わる中国語の問答集。これを通して、当時の西洋人の中国観や中国人のヨーロッパに関する知識の伝播を知ることが出来る極めて貴重な資料です。文化交渉の資料としてだけでなく、近代中国語研究においても本書の刊行は極めて有益な物である。

関西大学東西学術研究所資料集刊43
『日本の近世近代絵画と文化交渉』

中谷 伸生 著
298頁
4,900円+税

江戸時代から現代に至る日本近世近代絵画史研究。江戸時代の大坂画壇の絵画を含む狩野派、四条派、文人画から近代および現代絵画までの交流を扱う論考。日本の絵画を中心とする中国、台湾、フランス、スペインなどの絵画との比較研究。新資料を数多く掲載した研究書で、美術史的な文化交渉学の可能性を問う。

関西大学東西学術研究所資料集刊42
『寂照山成菩提院所蔵『悟鈔』影印 翻刻』

大島 薫 編著
202頁

品切れ

寂照山成菩提院は中世後期に「柏原談義所」と称された天台宗寺院である。本書に影印・翻刻するのは、この成菩提院に伝存する新出説法資料集(室町時代前期書写)である。中世後期の天台談義所に伝領された聖教として価値は高く、教学の拠り所とした経論に基づく言辞に限らず、豊富な譬喩因縁譚が鏤められることも注目される一書である。