関西大学 欧州センター

3月12日（火）、ベルギーにあるブリュッセル自由大学（Université Libre de Bruxelles (ULB)）と大学間協定及び学生交換協定を締結しました。

ブリュッセル自由大学にはフランス語のULBとオランダ語のVrije Universiteit Brussel（VUB）の2校があり、このたびULBとの間で協定を締結したものです。

当日午前中は、Bernard De Cannière理事長やAnne Weyembergh副学長をはじめとする先生方と、今後の両校の交流について意見交換を行い、その後、Bernard De Cannière理事長と前田裕学長による協定調印式が行われました。

懇談では、学生交換の他、日本でのインターンシップの機会の設定や、同大学の約3,000人の博士後期課程学生をはじめとする若手研究者との交流についても話が膨らみました。

また、午後には同大学出身の本学法学部・吉沢晃准教授により、ULBのInstitute for European Studiesと共催で、「EU/European Policies and Their Implications for Inter-regional Relations」と題して、ワークショップが行われました。

ワークショップでは、EU-ブラジルの間におけるパートナーシップの構造的な課題やデジタルプラットフォームにおけるEUの規制の影響力について、議論が行われました。

今回の協定締結は、ベルギーのフランス語圏における初の協定校であり、国際都市であるブリュッセルにおいて多様な文化や価値観に触れ、多くのことを学ぶきっかけになると思われます。教育、研究の両側面において、積極的に交流を広げていきます。