ルーヴェン大学でEU ワークショップを開催しました

NEWS イベント2023/11/20

2023116日(月)にルーヴェン大学文学部日本学科にて、関西大学大学院文学研究科主催「The 14th EU Workshop」を開催しました。本ワークショップは、両校の大学院生が、国際性に富んだ多角的視野を獲得しそれを共有することをめざす、関西大学大学院文学研究科「EU-日本学教育プログラム」の一環として、2008年度より実施され、今回で14回目となります。

本プログラムでは、本学から大学院生2名、ルーヴェン大学日本学科から大学院生3名が研究発表を行いました。

午前の部では、本学博士課程前期課程内俊晴さんが、「『万葉集』七夕歌における「霧」」、続いてルーヴェン大学修士課程のキャスパー・ヴァンメーンセルさんが、Phrenology in early modern Japan」、ミリアム・シュクリさんが、The impact of Nogi Maresuke's suicide on the work of Mori Ōgai and Natsume Sōseki: A literary analysis of the setting of Okitsu Yagoemon no isho and Kokoroしてそれぞれ発表しました

 

午後の部では、ルーヴェン大学修士課程のエマニュエル・モンテニィーさんが「大正時代の児童音楽」、本学博士課程後期課程の劉俊蘭さんが「形容詞『やわらかい』の多義性に関する認知意味論的研究」と題して、発表を行いました。

研究発表後の質疑応答では対面形式ならではの活発なディスカッションが行われ、日本国内での日本に関わる研究の意義について、そして、国際的視点から見た日本学へのアプローチなど、白熱した議論が交わされました。

 

本ワークショップには45名以上のルーヴェン大学の学生が参加し、ワークショップ後に、「勉強になった」「良い経験になったので、また参加したい」「来年度は自分が発表したい」といった声が寄せられました。一方、本学参加者からは、「日本学を専攻するルーヴェン大学の学生からの質問やコメントは新鮮であり、研究の視野を広げるのに大いに役立った」との声がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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