SUCCESS-Osakaでは、12月3日に文部科学省「留学生就職促進プログラム」全国サミットを開催しました。
文部科学省「留学生就職促進プログラム」は、卒業後、日本国内の企業に就職しグローバル人材として社会に貢献する外国人留学生の希望を後押しするため、文部科学省において2017年度から開始した事業であり、全国で12大学が参画しています。本学は、大阪大学、大阪府立大学、大阪市立大学と連携し、SUCCESS-Osakaとして事業を推進しています。
SUCCESS-Osakaサミットは、3部構成でオンラインにより実施しました。
第1部の全体会「パネルディスカッション」では、文部科学省「留学生就職促進プログラム」参加12大学のうち11大学が集まり、「コロナ禍後を見据えて外国人留学生の就職支援」をテーマにパネルディスカッションを行いました。拠点により内定動向等に多少の差はあるものの、共通している課題も多く、また、コロナ禍により、その課題がより鮮明になったことが話題となりました。
第2部のSUCCESS-Osaka Awardでは、SUCCESS-Osakaプログラムに参加するフェローのうち、ポイントの高かったフェロー4人の表彰と、本プログラムにご支援くださっている連携企業様へ感謝状を授与いたしました。今年度はコロナウイルスで一同に会した表彰式を執り行うことが難しかったため、個別にお渡しをさせていただき、その様子を配信しました。また、優秀フェローの2名、連携企業1社の方に、ライブで受賞コメントをいただき、SUCCESS-Osaka参加者の声として、プログラムの魅力を発信しました。
第3部の分科会「ワークショップ」では、コミュニカ学院学院長の奥田純子先生を講師にお招きし、「カリキュラム開発論から考えるニューノーマル時代のビジネス日本語教育:高度人材育成のためのコアフレームワーク」をテーマに、ご講演いただきました。講演では、1970年代から今日までの高度外国人材とビジネス日本語教育の発展の歴史、企業が外国人留学生に求める日本語コミュニケーションレベルのデータを踏まえ、ビジネス日本語教育におけるコースデザイン・フレームワーク作成の考え方をお話いただきました。