関西大学大学院インフォメーション2024
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❷yyoshida@kansai-u.ac.jp❷ichiik@kansai-u.ac.jp❷okumura@kansai-u.ac.jp❷k-koshi@kansai-u.ac.jp❷hosokawa@kansai-u.ac.jp❷kfukui@kansai-u.ac.jp奥村 与志弘 教授 ❶南海トラフ巨大地震や首都直下地震、スーパー台風などの巨大災害の発生を見据え、人的被害最小化のための諸課題に取り組みます。理論的解析的な研究に加え、フィールドを重視した実践的な研究も行います。また、巨大災害は発生頻度が低いため、グローバルな視点で国外の事例も研究対象とします。越山 健治 教授 ❶災害や事故が頻発する中、都市や地域は日々変化し続けている。危険の不確実性が増す中で、私たちは新たな備えを作り出していなければならない。最新の都市計画や地域計画、行政対応計画の理論とその実践を駆使した研究を通じ、次世代の安全社会の創造にチャレンジし、その道を切り開く意欲のある人材を求む。高橋 智幸 教授 ❶津波や高潮、洪水などの水災害を研究しています。環境問題も時間スケールの長い災害と捉え、再生可能エネルギーやサンゴ再生なども研究しています。研究方法はシミュレーションやAI・データサイエンス、実験、リモートセンシング、現地調査と多岐に渡ります。忙しいが充実した学生生活を送りたい方、将来誇れる研究がしたい方を募集します。❷tomot@kansai-u.ac.jp❸https://tkhslab.github.io細川 茂雄 教授 ❶現在の社会は多くの高度に発展したプラント、機器によって支えられています。それらを構成する個々の要素の特性を把握したからと言って、全体が分かるわけではありません。むしろ状況によっては極めて複雑な挙動をします。細川ゼミでは原発や火力発電における様々なトラブルを対象に実験や調査を行っています。福井 敬祐 准教授 ❶医学・疫学データのための統計解析手法の開発や応用を行っています。研究対象の医学・疫学データは生物を対象とした物がほとんどであり、一つ一つのデータのバリエーションが大きいという特徴を持っています。これらのデータの中から様々な統計学的手法を用いてその特徴を明らかにするため、新たな統計解析手法を開発していくことや、開発した手法を適用して実際の医療・政策へ活用していくことに興味のある方を募集します。前期:交通システム安全論    後期:公益事業と安全システム研究前期課程:耐震工学論 後期課程:耐震工学研究前期課程:総合防災・減災学後期課程:社会減災政策研究前期課程:都市災害対策論後期課程:都市防災研究 前期課程:水災害論 後期課程:水防災研究前期課程:安全設計論     後期課程:工学安全システム研究前期:応用データサイエンス❷kinzou@kansai-u.ac.jp❷dito@kansai-u.ac.jp❷kawa@kansai-u.ac.jp❷t-koyama@kansai-u.ac.jp❷yhayashi@kansai-u.ac.jp❷k-kono@kansai-u.ac.jp❸https://www2.itc.kansai-u.ac.jp/~k-kono/桑名 謹三 准教授 ❶防災・減災の視点に立ちながら、保険(たとえば、環境汚染に備える保険や自動車事故に備える保険など)を使った政策について研究しています。また、企業経営における保険の有効な活用方法も模索しています。他の大学では見られない本研究室の特徴は、保険の公共経済学的な分析もしていることです。伊藤 大輔 教授 ❶身近な製品事故から交通事故までさまざまな形態で起こる傷害は人体に過度な力が作用することで発生する。本ゼミでは力学的な視点からの傷害発生メカニズムの解明とメカニズムに基づく予防、被害軽減方法を研究する。また、傷害の発生には事故前の行動、判断が大きく関与しており、このような要因の分析に関する研究を希望する方も歓迎したい。川口 寿裕 教授 ❶人ごみの中での歩行者の動きを研究しています。群集事故の予防や駅の混雑緩和などに応用できます。コンピュータ・シミュレーションのためのプログラミングが得意な人、あるいは数学や力学を用いたモデル化が好きな人は大歓迎です。もちろん単に歩行者の行動や心理に興味がある、という人も歓迎します。小山 倫史 教授 ❶地震・降雨に起因する地盤災害(地すべり、斜面崩壊、落石など)、社会インフラの長寿命化にむけた地盤・岩盤構造物の維持・管理といったテーマについて、実験、数値解析、計測・モニタリングを組み合わせて研究しています。文系・理系の枠にとらわれず、総合的に問題を解決できる人材の育成をめざしています。林 能成 教授 ❶地震学者は日本中にかなりの数がいるが、その中で発生メカニズムを理解したうえで防災・減災に取り組もうという研究者は少ない。これは地震学が伝統的に理学部に所属してきたことによる。メカニズム解明だけの地震学にあきたらず、人や社会との関わりまで扱う地震学へと発展させる研究に取り組んでいます。河野 和宏 准教授 ❶情報セキュリティをテーマに研究しており、主にプライバシーも含めたデータの利活用の方法を技術的側面から検討しています。また、情報教育の研究にも力を入れています。論理的思考をもって問題に取り組める方、工学系ということもあり、情報の数学的知識・プログラム知識を持って取り組める方を募集します。前期課程:保険論 前期課程:製品安全のための傷害防止論後期課程:安全設計研究前期課程:事故のシミュレーション後期課程:群集安全研究     前期課程:地盤災害論後期課程:地盤災害研究前期課程:防災地震学前期課程:情報セキュリティ論❶教員からのメッセージ ❷E-mail ❸HP57社会システム系吉田 裕 教授 ❶輸送の安全確保は、国民が安心して暮らせる社会を実現する上で必要不可欠な課題です。本研究室では、各交通モード(鉄道、自動車、航空、船舶)における安全上の課題を研究テーマとし、安全性の向上に有効と考えられる対策の提言を目指します。日頃から輸送の安全問題に関心が高く、その問題の解決に熱意を持って取り組める人を歓迎します。理工システム系一井 康二 教授 ❶構造物の現況把握に必要な計測技術や地震時の被害を予測する数値解析技術を学び、耐震診断や耐震設計に関して、性能とコストの両面から最適な解決策を議論・提案できる能力の獲得をめざします。日々進化する先端技術を実際の問題に応用していくことに興味があり、文理双方にわたる幅広い知的好奇心のある方を募集します。

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