関西大学大学院インフォメーション2024
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施  學昌❶経営情報システム論 ❷shi@res.kutc.kansai-u.ac.jp岡田 朋之❶メディア論、文化社会学 ❷okada@kansai-u.ac.jp谷本 奈穂❶文化社会学 ❷tanimoto@kansai-u.ac.jp阪口 祐介❶計量社会学 ❷yusuke@kansai-u.ac.jp教育における情報メディア利用情報通信技術(ICT)と新しい教育情報通信技術(ICT)の急速な発展により、Society 5.0と呼ばれる社会が実現しようとしている。その中で、コミュニケーションの仕方や意味が大きく変わり、学習についての捉え方や、学習を支える環境も変革しつつある。これらをふまえて、これからの教育・コミュニケーションのあり方やシステムについて実証的に調査・研究を行う。1.ICTを基盤とする学習のカリキュラム開発と評価に関する調査・研究2.グローバル社会におけるコミュニケーション方略と教育に関する調査・研究3. 学習の意味やメカニズムの変化、学習をうながすシステムについての調産業情報システム価値創出と協創ネットワークの形成経済のグローバル化の進展に伴い、経済活動では各国間の相互連動・依存の度合いが益々深まっており、また、ICTの進化とその利活用は企業の事業展開のあり方を根本的に変化させている。本プロジェクトにおいては、新しい価値・事業の創出や産業の高度化を実現するために、経営情報システム論、ネットワーク経営の角度から、ゼロサムを招く「競争」から脱却し、企業や国の壁を越えて情報・知識・技術による「協創ネットワーク」の形成とそのメカニズムに焦点を当て調査・研究を展開する。情報社会とメディア情報メディアの変容とコミュニケーション情報メディアの高度化はコミュニケーションや文化のグローバル化をもたらしただけでなく、産業・経済・生活などあらゆる面で大きな変化をうながしている。本プロジェクトでは新たなメディアやコミュニケーション文化の形成の兆しを視野におさめつつ、社会学的観点から以下のような調査・研究を行う。1.情報メディア産業の新しい展開。2.文化、コミュニケーションあるいは社会的行為の様式の変容。3.メディア・イノヴェーションの現代史的考察。出願に際しては、学生募集要項の担当者一覧を必ず確認してください。なお、担当者については変更することがあります。担当者に変更が生じた場合は、 関西大学大学院入試情報サイトでお知らせしますので、出願前にご確認ください。査・研究デジタル社会における価値創造今日、デジタル化・グローバル化・エコロジカル化などの環境変化や社会構造の変化に直面する現代企業は、データとデジタル技術を活用した組織変革が求められている。本課題研究では、このような変革を「価値創造活動の再編成」として捉え、それを実現していく上での課題を明らかにしていく。このとき、持続的な企業価値向上に資する経営学のさまざまな研究分野をクロスオーバーさせることで、デジタル社会における価値創造の課題を検討していく。情報行動に関する心理学的モデルの構築我々は社会のなかでさまざまな情報に囲まれて生活している。本プロジェクトにおいては、情報と人間の心理との関係性に焦点を当て、人が社会のなかでいかなる情報を求めているのか、そして、人はその情報をいかに理解しているのか、また、人は情報を受けとめたことによってどのような影響を受けるのか、さらには、人は他者といかに情報をやりとりしているのかといった問題をとりあげ心理学的な視点から研究を進めていく。1.社会的認知に関する心理学的研究。2.社会的影響に関する心理学的研究。3.自己認知に関する心理学的研究。4.対人的コミュニケーションに関する心理学的研究。黒上 晴夫❶教育工学 ❷kurokami@kansai-u.ac.jp小柳 和喜雄❶教育方法学 ❷oyanagi@kansai-u.ac.jp川島 裕子❶コミュニケーション学 ❷y_kawa@kansai-u.ac.jp伊佐田 文彦❶経営学 ❷isada@kansai-u.ac.jp古賀 広志❶経営情報システム論 ❷hiroshi@kansai-u.ac.jp齋藤 雅子❶財務会計、企業会計 ❷msaito@kansai-u.ac.jp徳山 美津恵❶マーケティング ❷toku_san@kansai-u.ac.jp松本 渉中尾 悠利子❶社会環境会計、サステナビリティ経営 ❷y-nakao@kansai-u.ac.jp森尾 博昭❶社会心理学 ❷hmorio@kansai-u.ac.jp古谷 嘉一郎❶社会心理学 ❷kaichiro@kansai-u.ac.jp西田 晃一❶心理学 ❷knishida@kansai-u.ac.jp❶社会調査、組織論 ❷matsumo@kansai-u.ac.jp❶専門領域 ❷E-mail35博士課程前期課程社会情報学専攻 社会情報学は、情報メディア・システムおよびそれらの発展と社会、経済・経営、法・政治・行政、人間行動の変化との関係を広く学際的に研究する学問分野である。マルチメディアの展開とインターネット利用の拡大に伴う高度情報化の進展によって、社会情報学の重要性は一層高まっているが、社会情報学の学問領域は大変広い範囲にわたっている。本専攻では、特に、①教育における情報メディア利用②情報社会とメディア③産業情報システム④公共領域における情報の4分野の課題研究を中心に教育を行うこととし、高度情報社会における望ましい情報メディア環境と社会・経済・経営、法・政治等のシステムの構築をめざす問題解決的、実践的教育を行い、社会の各分野で指導的な役割を果たす「情報スペシャリスト」の育成を図る。修了後の進路は、①官公庁・企業内教育の担当者②行政機関・団体・企業において地域・全国の国際関係の情報化に係わって政策の企画・立案、ソフト制作、情報発信の従事者や電気通信事業者、情報メディア、ソフトプロダクションおよびシンクタンク等の社員③事業家・起業家、企業の企画・財務・経理・知的財産・法務・情報管理・マーケティング等の部門の専門家④その他公務員における情報サービス・法曹・企画・財政・広報・国際等の広範囲な分野で活躍している。❖2024年度 課題研究科目および担任者

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