関西大学大学院インフォメーション2024
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英米文学英語学専修 英文学研究  髙橋美帆、干井洋一   米文学研究  R.ドノバン岩田 彩志 教授❶英語学 語彙意味論❷統語論・意味論・語用論の現象を広く対象としながら、構文理論の枠組みを用いて、鍋島 弘治朗 教授❶認知言語学・メタファー❷意味に注目した言語学、認知言語学を中心に、メタファー、多義、構文文法、アーリチャード・ドノバン(Richard Donovan) 准教授❶翻訳学・英語圏文学・比較文学❷文学翻訳の理論と実践を調和させる研究を行う。日本語と英語の言語的かつ社会的な相違という視点から翻訳学の主な課題を分析する。同じ原文に対する異なる翻訳を比較し、さまざまなアプローチの長所と短所を鑑みながら翻訳の可能性を追究していく。英米文化専修 英米文化研究(1)  J.カーワンジェイムズ・カーワン(James Kirwan) 教授❶Aesthetics.Ethics.Literarytheory.Exoticism.❷Myresearchisinfundamentalconceptsinaestheticsandethics.Iamalsoworking国語国文学専修 日本上代文学研究  村田右富実   日本中古文学研究  岸本理恵、松本 大   日本中世文学研究  大島 薫大島  薫 教授❶日本文化史 Japanesepopularculture❷「日本の古典文学」は、作品が形成された時代、そして作品を読み継いだ人々の知的営為を復元することにより、さらなる解釈が可能になる。現存する種々のテクストを題材に、日本文化の諸相や、日本人のアイディンティを明らかにしたい。関   肇 教授❶近代文学、明治・大正期の文学の研究❷尾崎紅葉・徳冨蘆花・村井弦斉・菊池幽芳・夏目漱石など、明治・大正期の新聞小説を中心とする研究を行う。新聞メディアと文学、およびそれを享受する読者との関係について、同時代の歴史的・社会的な問題を視野に入れながら実証的に検討する。松本  大 准教授❶中古文学作品の享受に関する研究❷平安期成立の文学作品における、注釈書・享受史の研究を行っている。主に、南北朝期から室町時代に作成された、『源氏物語』や『伊勢物語』の古注釈書を対象とする。作品の内容読解だけではなく、享受の様相をも踏まえながら、多角的な作品分析を行っている。特に英語動詞の項構造を中心とした研究を行っている。❸t140028@kansai-u.ac.jpティファクト、インタラクション、脳の仕組みなどを研究している。❸spiralcricket@gmail.com❸donovanrichardn@hotmail.comonliterarytheoryandonahistoryofexoticism.❸james_kirwan@hotmail.com❸ANB33756@nifty.ne.jp❸h-seki@kansai-u.ac.jp村田 右富実 教授❶日本上代文学❷『万葉集』を中心に上代韻文学を研究している。文学研究の側面からだけではなく、隣接学門である国語学、歴史学、考古学や、少し離れたところでは統計学からのアプローチも重視しつつ、人間にとって韻文とは何かを考察している。❸m_mig@kansai-u.ac.jp❸o.matsu@kansai-u.ac.jp出願に際しては、学生募集要項の担当者一覧を必ず確認してください。なお、担当者については変更することがあります。担当者に変更が生じた場合は、関西大学大学院入試情報サイトでお知らせしますので、出願前にご確認ください。 英語学研究  岩田彩志、鍋島弘治朗 英米文化研究(2)  M.メリ 日本近世文学研究  山本 卓   日本近代文学研究  関  肇、増田周子   国語学研究  乾 善彦、日高水穂、森 勇太❸hoshi_well@yahoo.co.jp❸miho@kansai-u.ac.jp❸mfmeli@yahoo.co.jp❸riekishi@kansai-u.ac.jp❸nrb49634@nifty.com③近世出版文化研究❷近世小説(浮世草子・談義本・読本)にみえる舌耕(話芸)性の問題、書本(実録写本)を種本とする浮世草子・読本などの出版された小説、そして近世出版文化を研究してきたが、近年は赤穂浪士(「忠臣蔵」)伝説の生成とその展開に注目している。❸yamataku@iris.ocn.ne.jp髙橋 美帆 教授❶19世紀以降の英語圏詩文学❷19世紀ではブラウニング夫妻、ロセッティ兄妹、ホプキンズ等の英国詩人を、20世紀ではパウンド、プラスなど英米両国で活躍した詩人を、主に研究している。あわせてマザーグース等の児童文学や、日英女性詩人の比較も研究対象としている。干井 洋一 教授❶英国長編小説・短編小説・文学理論❷文化と社会という大きなコンテクストの中で作品を捉える訓練を行うとともに、文学理論の基礎を身に付けることを推奨している。優れた研究論文を完成させるには研究テーマを掘り下げるとともに、そのテーマに最も適した理論的枠組みを用いることが重要である。マーク・メリ(Mark Meli) 教授❶環境哲学、エコクリティシズム、比較食文化論、飲食文化論❷文化がどのように自然環境と結びついているか、欧米と日本では、環境がどのように思考されたか、という問題を歴史的や文化論的に考察している。それに、世界の飲食文化がどのように発展し、どのように環境と関係しているか、特にビールに関して調べている。岸本 理恵 教授❶平安時代の和歌文学、文献書誌学❷平安・鎌倉時代の写本や古筆切を中心に、写本のあり方や平安時代の作品がいかに伝えられてきたかを研究している。また、初期歌合を中心に和歌の変遷を分析し和歌の注釈もおこなっている。増田 周子 教授❶日本近現代文学、比較文学❷大正、昭和文学研究、および日本近現代文学を諸外国との関係の中でとらえる研究を行っている。宇野浩二、芥川龍之介、織田作之助、火野葦平、西条八十、大阪のカフェと文芸運動、関西の出版・文壇研究などの論文がある。山本  卓 教授❶①近世小説研究、とくに浮世草子、読本、実録研究 ②「忠臣蔵」伝説研究❶研究テーマ ❷概要説明 ❸E-mail17❖2024年度 博士課程前期課程 専修科目および担任者

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