関西大学大学院インフォメーション2024
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小石川 裕介 准教授❶日本法制史❷20世紀前半期における法と法学、およびそれを取り西村 枝美 教授❶憲法❷基本権の第三者効力問題、その前提にある連邦憲法裁永田 憲史 教授❶刑事学・刑事政策❷財産的刑事制裁、死刑選択基準・死刑執行、オセアニ村田 大樹 教授❶民法❷他人の権利を侵害することによって利益が生じた場合に、その利益をどのように扱うのか―権利者と侵害者の利益調整がどのように行われるべきか―について関心がある。支えた専門家について研究している。awatsuji@kansai-u.ac.jp巻く環境との相互影響について研究している。https://researchmap.jp/koishikawa②現代リベラリズムと個人の自律・自己決定権③思想・良心の自由と信教の自由・政教分離koizumi@kansai-u.ac.jp判所の権限問題、民事法と憲法の関係。を行っている。nakanot@kansai-u.ac.jpア諸国の刑事司法。https://penology.jimdofree.com/dmurata@kansai-u.ac.jp出願に際しては、学生募集要項の担当者一覧を必ず確認してください。なお、担当者については変更することがあります。担当者に変更が生じた場合は、関西大学大学院入試情報サイトでお知らせしますので、出願前にご確認ください。❶専門分野 ❷研究テーマ E-mail/HP木原  淳 教授❶法哲学❷主権を前提とする近代の法概念と法秩序が、どのよう髙作 正博 教授❶憲法❷議会制と民主主義をめぐる諸問題について、比較憲法村田 尚紀 教授❶憲法学の基礎理論❷憲法学の方法、フランス憲法の歴史分析・現状分析、西  平等 教授❶国際法❷歴史的に見れば決して普遍的な思考とは言えない近代法的思考によって世界秩序を構想するという途方もない営為の意義と限界を把握し、主権国家間法の後に現れる「国際法」の可能性を考える。葛原 力三 教授❶刑法❷刑法解釈論、特に、故意、過失、責任を巡る諸問題、そして共犯論において、自由、自律、自己決定が果たす役割の特定。松代 剛枝 教授❶刑事訴訟法❷証拠開示や監視型捜査といった具体的テーマの検討を通して、刑事訴訟法の基礎理論のありよう(当事者主義のあり方、強制処分と任意処分との区別基準の変容可能性等)について考える。馬場 圭太 教授❶民法❷契約関係における情報提供義務や諸外国における債権法改正の動向について研究している。最近は、消費者法、とりわけ広告規制に関心をもっている。水野 吉章 教授❶民法❷〈1〉詐害行為取消権による債権者-債務者の規整。〈2〉入浜権、居住権による社会環境の形成。〈3〉公法私法協働論による借上げ公営住宅または公営住宅における法律関係の解明。〈4〉政策論・現地調査など法学方法論。に維持され、また変容していくか研究。kiharaj@kansai-u.ac.jp学の観点も用いて研究する。mtakasa@kansai-u.ac.jp日仏比較研究。ktbaba@kansai-u.ac.jpt080121@kansai-u.ac.jp策法学」の視点から、研究している。佐立 治人 教授❶中国法制史❷法律なければ刑罰なし、という罪刑法定主義の思想は、中国で生まれ、中国で発達したことを証明しようとしている。浦東 久男 教授❶租税法・国際租税法❷租税法律主義と納税義務者の権利保護、課税管轄権のあり方、課税要件規定と私法上の概念の関係、租税条約と国内税法。田中  謙 教授❶行政法❷行政の法システムについて、「解釈法学」および「政中村 知里 准教授❶国際私法❷人格権侵害を出発点として、広義の国際私法(特に国際裁判管轄)における当事者の権利利益の調整に関心を有している。佐伯 和也 教授❶刑法❷刑法の理論的諸問題、特に刑法総論と各論に関連した諸問題(危険犯・結果的加重犯等)の比較法的検討を通して、刑法的処罰・刑の加重処罰の諸要件とその限界等について明らかにしようとしている。民 法今野 正規 教授❶民法❷民事責任の変遷をリスクに対するアプローチの変化と関連づけて研究している。最近では、社会人類学からの示唆をもとに、モノの受け渡しによって作り出される関係性に焦点を当てて所有概念や責任概念の再定義を試みている。松尾 知子 教授❶民法❷特に財産法と家族法とが交錯する領域を研究する。今日の家族をめぐる財産関係の基本構造と取引社会で通用する様々な法原則との調整はどう図られるべきか。ドイツ・フランスを比較の対象とする。白須 真理子 准教授❶民法、特に家族法❷親権に第三者がどのように関わるべきか。一方で、親権が適切に行使されない場面に、他方で、多様な家族観に対応するために、第三者による親権への介入・援助の根拠・基準という観点から研究している。14❖2024年度 博士課程前期課程 演習担当教員 基礎法学粟辻  悠 教授❶ローマ法❷古代ローマ世界における法廷での紛争解決と、それを公 法小泉 良幸 教授❶憲法❷①近代立憲主義と社会契約論国際法中野 徹也 教授❶国際法❷現代国際法における条約法体系のあり方について研究刑事法飯島  暢 教授❶刑法❷刑法解釈学の基礎理論。特に犯罪と刑罰の関係を法哲学的知見に遡りながら研究を行い、それを具体的な解釈学のレベルに反映させる点に関心がある。民 法寺川  永 教授❶民法、特に契約法・消費者契約法❷わが国の民法典の典型契約に属さない役務提供契約の多くは「準委任」と解する法律構成が採られている。現代の多様な役務内容に鑑みて、役務提供契約一般に適用される法理の構築およびその可能性を検討している。公 法荒木  修 教授❶行政法❷これまで土地利用規制を中心に研究してきたが、最近は、インフラストラクチャーに関する法に関心を有している。

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