教員紹介

奥村 与志弘

奥村 与志弘 教授

おくむら よしひろ

専門分野・担当科目
総合防災・減災論、災害事例分析

メールアドレス:okumura
ホームページ:https://wps.itc.kansai-u.ac.jp/bosai/
関大先生チャンネル:https://www.sensei-ch.rd.kansai-u.ac.jp/movies/372/

Expert’s Eyes

 防災・減災の新時代が幕を開けようとしてます。私たちは今、我が国に経済的な豊かさをもたらしてくれた多様な分野の技術やサービスが防災・減災分野に応用される時代、「防災が専門ではない分野」が防災・減災分野の主役になる新時代の入り口に立っています。総合防災・減災学分野では、過去の災害の教訓を自分たちで紡ぎ出し、多くの人びとが持続可能な形で「安全・安心」技術による恩恵を享受できる社会を目指します。

注目ファイル

・教授(土木工学)、助教授(社会心理学)、助手(地震学)という学際的な環境で学生時代を過ごす。 ・阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターでは、自治体関係者、ライフライン事業者、民間事業者など80名以上の関係者が参画する「東南海・南海地震対策プロジェクト」のプロジェクトリーダーとして、専門分野の異なる同僚研究員たちとの共同研究に従事。 ・東日本大震災では、人と防災未来センターの研究員として、宮城県庁に常駐し、政府現地災害対策本部などへの支援事業に従事。 ・京都大学で5年間、理工学、農学、法学、社会学、経済学、人文学という多彩なバックグラウンドの教員で構成される地球環境学の大学院で助教時代を過ごす。 ・災害調査は国内外で27回実施。海外は、スリランカ(津波)、フィリピン(地滑り)、インドネシア(津波)、中国(地震)、アメリカ(津波)、チリ(津波)、オーストラリア(津波)、台湾(地震)など。

略歴

2003年(平成15年) 3月 
京都大学工学部地球工学科 卒業
2005年(平成17年) 3月 
京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻修士課程 修了(修士(工学))
2008年(平成20年) 3月 
京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻博士課程 修了(博士(情報学))
2008年(平成20年) 4月 
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 研究員
2009年(平成21年) 4月 
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 主任研究員
2012年(平成24年) 4月 
京都大学大学院地球環境学堂 助教
2012年(平成24年)10月 
米国海洋大気庁太平洋海洋環境研究所(PMEL,NOAA) 客員研究員
2015年(平成27年) 1月 
米国ハワイ大学 客員研究員
2017年(平成29年) 4月 
関西大学社会安全学部 准教授
2022年(令和4年) 4月 
関西大学社会安全学部 教授