Expert’s Eyes

　災害情報は、ただ単に「ある」だけでは意味がありません。情報を求めている人にきちんと伝わること、そして、その情報をしっかりと活用してもらえることが重要です。ひとびとの命を守り、救い、支えるために、あらゆる局面で情報が生かされなければなりません。現代社会の中で多様なメディアの可能性を探ること、そのための実践と理論を考究することが、「災害情報論」の使命なのです。

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・元ＮＨＫディレクター（2010年度、科学技術映像祭で内閣総理大臣賞を受賞）。 ・現在も、様々なメディアで、番組の企画・制作に携わり、出演もしている。 ・「ぼうさい甲子園」で2019年度、グランプリを受賞。 ・ジャパン・レジリエンス・アワード国土強靭化大賞で2度、最優秀賞を受賞。 ・関西大学出版部から学術単著「こころの災害情報学」シリーズを刊行中。 ・小学校の社会科副読本『これからの防災　身につけよう自助・共助・公助』（ポプラ社）を監修。

略歴

1994年（平成 6年） 3月　
京都大学法学部 卒業 1994年（平成 6年） 4月　
ＮＨＫ（日本放送協会）ディレクター　（～2014年（平成26年）3月） 2009年（平成21年） 3月　
日本大学大学院総合社会情報研究科人間科学専攻修士課程　修了（修士（人間科学）） 2009年（平成21年） 4月　
【兼】　人と防災未来センター研究調査員（～2012年（平成24年）3月） 2012年（平成24年） 4月　
【兼】　人と防災未来センター・リサーチフェロー（～現在に至る） 2013年（平成25年） 3月　
京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻博士課程　指導認定退学 2013年（平成25年） 9月　
博士（情報学） 2014年（平成26年） 4月　
関西大学社会安全学部　助教 2015年（平成27年） 4月　
関西大学社会安全学部　准教授 2022年（令和4年） 4月　
関西大学社会安全学部　教授 2023年（令和5年） 4月　
【兼】　京都大学防災研究所　客員教授（～現在に至る）