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7/4(木) 客員教授 森田 裕一 氏による講演会を開催しました
7/4(木) 高槻ミューズキャンパスにおいて「火山噴火と災害」と題して、 東京大学 名誉教授 森田裕一氏による講演会が開催されました。
近畿地方に住む私たちには馴染みの薄い火山について、他の災害と異なる特徴である多様なハザードがある点や、間接的被害が多い点を具体例を示しながらお話しいただきました。
また、噴火の種類やメカニズムといった科学的な点をご説明いただき、火山の基礎的な仕組みを学ぶことができました。
例え火山が少ない地域であっても、火山灰の影響は長期及び広域に及び、日光が遮られることによる気温の低下や、農作物への影響、健康被害を受ける可能性があることを知りました。
また、御嶽山の噴火のように観光で行った先で被害に合うこともあり、どこに住んでいても他人事ではないということを認識することができました。
今回の講演では、日本での過去の火山噴火の歴史を図表で説明いただき、日本が火山国であることをあらためて認識し、火山災害についても地震や豪雨同様、日頃の備えが必要であるということを意識する大変貴重な機会となりました。