11/15(月) 客員教授 林 春男 氏による講演会を開催しました。

 11/15(月)高槻ミューズキャンパスにおいて「阪神・淡路大震災に学ぶ災害からの復興」と題して、国立研究開発法人防災科学技術研究所理事長で本学客員教授の林春男先生による講演会が開催されました。

 林先生は本キャンパスで開講した過去2回の客員教授講演において、「レジリエンス」と「災害発生時の応急対策」についてそれぞれ講演いただきましたが、今回はこれらの内容と関連した「災害の復旧・復興の過程」を論点とし、日本で最初に災害発生から復興の完成までの全過程が科学的に検証された「阪神・淡路大震災」を事例に取り上げ、復興施策とその過程をご説明いただきました。

 終盤では2011年に発生した東日本大震災との比較についても触れられ、広域災害との比較だけでなく、災害復興施策における「戦略的再配置」についても事例を踏まえた解説をいただきました。

 聴講者からは生活再建の定義付けなど複数の質問があり、大規模災害の復興について重要なお話をお聞かせいただけた大変貴重な時間となりました。

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