BERC 寄附講座「企業の社会的責任と消費者教育」第3回 株式会社アデランス

講義報告

2017年10月26日

関西大学社会安全学部3年

花田 一平


 2017年10月26日(木)5時限、社会安全学部「BERC寄付講座(担当:高野一彦教授)」において、株式会社アデランス グロバールCSR広報部八木氏と玉橋氏が来校され、「アデランスのCSR」のテーマについてご講演をいただきました。
同社のCSR活動は、「社会的価値を持ったCSR」をさらに深め、広げていくことでお客様から信頼に基づいた、健全で永続的な企業成長を目指すことです。自社の強みを社会で生かすことで事業と一体化したCSR活動を行われています。また、お客様一人ひとりのQPL向上に向けて事業活動を行っています。

ご講義は以下のような内容で構成されました。
1. アデランスの会社概要
2. 主要ブランド
3. アデランスのCSR活動の特徴
4. 象徴的4つ活動
  ・社会・地域貢献
  ・お客様の安心・安全
  ・環境への取り組み
  ・学術・文化活動
5. 新たなCSR活動
6. 海外への取り組み


まとめ

  本日の講義ではアデランスのCSR活動について知ることができ、アデランスのCSR活動は社会貢献活動だけではなく、社会的価値をもった活動を深め、広げていくことで、健全で永続的な企業成長を目指すものであります。事業と一体化した戦力的CSR活動として、病気やケガで髪に悩みがある患者様など移動が困難な患者様にも対応したバリアフリー環境を整えた理容サービスが提供できる「病院内サロン」。使わなくなったウィッグを回収し、クーポン進呈する。このクーポンを利用して新たなウィッグを購入する時に割引し、クーポン1枚につき100円分の植林支援に利用している「緑の森キャンペーン」活動。エンターテイメントウィッグのノウハウを活かし、様々な映画、ミュージカルで活躍する「スタジオAD」で文化活動。辛そうに座っていた方が立ち上がれるまで地域住民の人々の笑顔のために行っている「タイの病院等へのウィッグの寄贈」。これらの社会的価値を持った活動を国内外問わず積極的に行っていることがわかりました。

写真1

「アデランス様のBERC寄付講座の感想」

2017年10月26日

関西大学社会安全学部

花田 一平


 アデランス様の講義を聞き、自社に誇りをもって事業展開されている印象をうけました。社会貢献をただ単に行うのではなく、事業と一体化した戦略的CSRの通り社会問題である課題に対し、自社の強みを利用した事業を行っているため、健全で永続的な企業成長ができていると考える。また、顧客に対していかに一人ひとりのQOLを上げるために活動しているのが非常に印象的でした。私も将来働くときには、自社に誇りを持ち、いかに人のために何ができるのか考えて働きたいと思った。本日は貴重なお話をしていただきありがとうございました。

以上