7/2(土) 地震対応シミュレーション訓練(社会安全実践演習)を行いました

 今年度新規開講した「社会安全実践演習(危機管理計画立案)」の締めくくりとして、地震対応シミュレーション訓練を実施しました。

 2016年7月2日(土)2限~4限、高槻ミューズキャンパス西館2階のマルチミーティングルームに集合した受講生は、仮想大学である白梅大学のある地域で地震が発生した想定で、「本部」「情報収集」「学生対応」「救護調達」「広報」の各班に分かれて訓練を行いました。
 この訓練の目的は、対策本部員としての役割を一人一人が把握し、有事対応に備えた基礎的な知識を取得することにあります。

 まず、10時50分 地震が発生したとの想定で、対策本部を設置するための必要事項を危機管理マニュアルを参照しながら各班で検討しました。各班から検討内容を発表しました。
 昼食休憩をはさんで13時からは、対策本部が立ち上がった想定で、刻一刻と、「状況付与カード」が与えられ、各班内での検討、本部への報告、本部の決断・指示・調整が展開されました。随時「災害想定カード」が情報収集班にのみ与えられ、情報の伝達が行われました。
 午後からの訓練は、熱気にあふれたものとなり、学生たちは、伝達し、協議し、動き、ボードに書き、記録をとり、それぞれ与えられた役割を迫真の演技で演じ切っていました。

 学生だけによる本格的な地震対応シミュレーション訓練の実施は、全国的に見てもきわめて珍しい試みで、今年度新開講した「社会安全実践演習(危機管理計画立案)」の締めくくりにふさわしい内容となりました。

写真1  写真1
写真1 写真1
写真1 写真1