BERC 寄附講座「企業の社会的責任と消費者教育」第10回  株式会社ベネッセホールディング

講義報告
2014年12月11日
関西大学社会安全学部3年
田口 真衣


 2014年12月11日(木)5時限、社会安全学部「BERC寄附講座(担当:高野一彦教授)」において、株式会社ベネッセホールディングスCSR推進課 課長 龍千恵氏と岩永華奈氏が来学され、「ベネッセのCSR」をテーマにご講演を頂きました。
同社グループは、企業理念としての「benesse=よく生きる」を社名に使っており、一人ひとりの「よく生きる」を実現するために、人々の向上意欲と課題解決を生涯にわたって支援することを事業目的としています。この企業理念に基づき、ベネッセグループのCSRは「よく生きる」から始まる新しい価値の創造を目指しています。同社では、事業を通じた活動と事業周辺での活動をもとに、本業に根差して社会課題に取り組んでおられます。
 ご講義は以下のような内容で構成されました。

1. ベネッセホールディングスの事業領域
2. ベネッセホールディングスのCSR
3. 主なCSR活動
・トータルシニアリビング
・こどもの未来応援プロジェクト
・スマイルバスケット
・被災地支援
・たまひよ一冊一円募金
・ベネッセアートサイト直島

4. まとめ
 本日の講義ではベネッセグループのCSR活動について知ることができました。「教育」、「子育て」、「介護」などのさまざまな領域から多くのステークホルダーに支えられている事業を通じた社会の解決と、教育・文化・芸術を中心とした継続的な地域支援を通じて社会課題の解決につながる活動をしておられることが分かりました。こどもの未来応援プロジェクトでは、世界中のこどもたちの笑顔と学びのある成長を支援しておられます。日本の少子高齢化や世界のグローバル化などの生活環境が変化していく上でも、「学びと成長」は人々の喜びや幸せにつながるという同社の考え方に共感しました。

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龍氏は、ベネッセグループのCSRについて分かり易くお話して頂きました。


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CSR活動の1つである「直島プロジェクト」は、地域振興に大いに貢献しています。


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学生もベネッセグループのCSR活動に関心を持ち、質問をしていました。

「ベネッセホールディングス様のBERC寄付講座の感想」

2014年12月11日
関西大学社会安全学部
高野ゼミ3年 加藤 夏葵


 ベネッセグループのCSR活動は私たちの生活に直結するような想像しやすいものでしたので、非常に興味を持ちました。その中でも私が最も興味を抱いたのは、スマイルバスケットの活動でした。途上国や東北の子どもやお母さんたちを応援するプロジェクトは、ベネッセグループならではの発想であると感じました。私たちの生活や学びの場を支える存在は、これからも不可欠です。今後も、「よく生きる」から始まる新しい価値づくりを日本、そして世界的に展開されることを期待しております。本日は貴重なお話をして頂きありがとうございました。

以 上

■過去リンク
・第9回 株式会社大塚製薬工場
・第8回 イオン株式会社
・第7回 ハウス食品グループ本社株式会社
・第6回 大和ハウス工業株式会社
・第5回 株式会社エイチ・アイ・エス
・第4回 株式会社ブリヂストン
・第3回 株式会社三菱東京UFJ銀行
・第2回 株式会社伊藤園
・第1回 株式会社アデランス