経済・政治研究所関西ファミリービジネス研究班の公開セミナーで研究報告をしました。

執筆者:博士課程後期課程2年 亀井ゼミ 林 昭信

2024年228日水曜日(13時〜1430分)に、准研究員を務める関西大学経済・政治研究所「関西ファミリービジネスのBCMと東アジア戦略研究班」の公開セミナーが関西大学高槻ミューズキャンパスで開催されました。

私は、「親族外事業承継とファイナンス−経営者保証の事例研究−」について以下の発表を行いました。

中小企業の事業承継は、親族内で承継する場合よりも親族外への承継が増加している。親族外承継の課題の一つである、金融機関からの借入時に行う経営者保証問題に焦点を当て、先行研究のレビュー、金融機関へのインタビューや事例研究を通して、一般的に作成される中小企業の税務決算の課題などを指摘し、実態を表す決算書の整備が経営者保証に頼らない事業承継に繋がりうると結論づけた。

報告会終了後、亀井ゼミ3年生と就職や面接に関するディスカションなどを行った。社会人大学院生であり採用面接にも携わった経験も踏まえ、採用担当者が学生を見るポイントなどを伝えました。会場には中小企業の事業承継を研究されている研究班の委嘱研究員で福山平成大学の堀越冒和教授も来られていて、貴重なご意見をうかがいました。

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