福井高須訪問2日目!

執筆者:重松宏紀

こんにちは!
近藤ゼミ3回生の重松宏紀です!

6/25~6/26まで
高須集落を訪問させていただきました。
今回は2日目の
6/26に行った避難訓練と
防災集会の様子を報告します!

2日目の朝は
7時ホテル出発という
朝早くからの活動開始でした。
その理由は、避難訓練が
8時から始まるからでした。
朝の車内は皆、睡魔との戦いで
ほとんど会話がありませんでした。(笑)

高須集落に到着すると、
すぐに小学校に向かい、
防災無線を間近で聞きました。
集落全体に聞こえるボリュームなので、
近くで聞くとめちゃくちゃ音が大きくて驚きました!
それでも、建物の中で聞くと
なかなか聞き取りにくい印象だったので、
防災無線を聞いてもらうことの難しさを実感しました。

8時になると、住民の皆さんが集まってきました。
住民さんの中には、防災バッグを持ってこられた方や、
ヘルメットをかぶって安全を確保されている方などがおり、
高い防災意識を持って参加されていることは
素晴らしいことだなと感じました。
参加してくださった住民の方は全体の8割を超えていました。

中には、家から1人で出られないような
高齢の方もいらっしゃるそうなので、
そういった方の避難についても
考えていく必要があると考えました。

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10時からは
土のうづくりを行いました!
土砂災害の危険がある高須集落では、
雨水の流れをやり過ごすため
土のうは重要な役割を果たします。
緊急時にいつでも使えるように
60個ほどの土のうを作りました。

土のう作りには
10名弱の方々が参加してくださり、作業を行いました。
住民の方々がすごい速さで土を入れてくださるので、
そのすさまじいスピードに
学生が置いかれかけていました。(笑)

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午後からは
防災集会を高須町の集会所で行いました!
はじめに、小山先生から
土砂災害や大雨などについて
現状どれくらい危険なのか、
どうやって情報を入手するのかなどの
お話を聞かせていただきました。
次に、避難場所をどうするかに関する意見交換が
近藤先生を中心に住民の方々で行われました。

避難先の候補は、おもに4つあります。
しかしどこも危なかったり、環境があまり良くなかったりして
一長一短です。

さまざまな問題点が挙げられましたが、
みんなでしっかり避難場所をここだと決めようという
意思が強く感じられて、
防災意識の高さにとても驚かされました。

ご高齢の方が多い集落にはなりますが、
たがいにご近所さんの心配をされていて、
助け合いの精神がとても温かく感じました。
僕たちも住民の方々のために
なにかできることはないかとか思ったので、
次回も高須町をより良い場所にできるように
頑張ろうと思います!

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重松宏紀