3回生、調査で京丹波町を訪問

安部ゼミ3回生の久田悠斗です。

8月3日の井原君のブログにも書かれていますが、安部ゼミでは毎年、3回生はいくつかの班に分かれ、公募論文である公益財団法人関西交通経済研究センター主催の「提案・提言」論文に応募するため、論文作成にあたっています。

現在、優秀賞の奪還を目指し、安部先生や4回生のアドバイスを参考に、各班がそれぞれの研究テーマに取り組んでいます。

私たちの班では、「過疎地域における交通事故の実態とその低減施策」をテーマに研究を続けています。今回、そのための調査の一環として、京丹波町を訪問しました。京丹波町は、まだ一人も新型コロナの感染者が発生していないとのことなので、訪問に当たっては感染症対策に十分留意しました。また、調査には過疎地交通に関心を持つ4回生の吉井先輩も参加されました。

ヒアリング先は、町役場と南丹警察署でした。
町役場では、担当職員の方にお話しをうかがいました。地域住民の生活の足である町営バスについて、その運営の現状や公共交通に関する町の施策についてお聴きすることができました。また、町と共同で町民を対象とする交通アンケートを9月に実施させていただくことになりました。

南丹警察署では、署の担当の方にお話をうかがいました。京丹波町における交通事故に関するデータをいただくとともに、警察の交通事故防止への取り組みを教えていただきました。

京丹波町内には鉄道駅として、JR山陰線の下山駅、和知駅、安栖里駅、立木駅の4つがあります。鉄道とバスの接続状況を知るために、これら3駅にも立ち寄りました。それぞれの駅ではバスが接続していました。特に和知駅では8路線の町営バスが乗り入れており、地域住民の足として頑張っていることが分かりました。

同駅では、私たちが訪ねたとき、タイミングよく3台の町営バスが停まっていました。写真1は、その中の一つ、「味夢くん」というご当地キャラクターのラッピングバスです。ご当地キャラクター好きの方はぜひ乗ってみてはいかがでしょうか!

写真2は昼食の際の一コマです。道の駅のレストランでランチをいただきました。とても美味しかったです。
最後になりましたが、忙しい中、ご対応いただいた京丹波町の太田町長をはじめ、総務課の原澤室長、にぎわい創生課の栗林課長、小山係長、今川様、並びに南丹警察署の澤井様に心から御礼申し上げます。

写真1

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写真2

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