真陽防災のつどい 後編

執筆担当: 大下夏弥(近藤ゼミ)

1月12日に真陽小学校で行われた「真陽防災のつどい」、
ここからは、防災川柳以外の内容を紹介していきます。

まず、児童による合唱から紹介します。
25年前の阪神・淡路大震災以来、
神戸の小学校で歌い継がれてきた復興ソング
「しあわせ運べるように」を、児童が合唱しました。
合唱に加えて、手話も同時に披露します。

とても心が込められた合唱で、
思わず少し涙腺が緩みました。

歌声を通して「こども」に秘められた力を感じることができて、
本当に感動しました。

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【児童による合唱・手話】


合唱の他には、消防士の方による、
土砂災害のVR体験が行われました。

舞台の上で、教員がVRのゴーグルを付けて、
そのゴーグルから見える映像をスクリーンに映すというものでした。
土砂にのまれる映像はとてもリアルで、
恐ろしさがしっかりと児童に伝わっていました。

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【押し寄せる土砂に驚く先生】


他にも運動場では、
本物の火と消火器を使用した
消火のデモンストレーションや、
水入りの消火器とバケツリレーによる消火訓練が
行われました。

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【消火器訓練のデモンストレーション】

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【水の入った消火器で的を狙う小学生】

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【みんな一生懸命バケツリレー】


さらに、理科室では、
擬似的な火災現場を再現した
煙体験訓練が行われました。
煙が充満した部屋での視界の狭さや、
煙を吸い込む危険性をしっかりと学ぶことができました。

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【とてもリアルな煙体験訓練】


そして最後には、
津波の避難場所に指定されている公園に、
全校児童で集団避難訓練が行われました。

高学年が低学年の手を引き、
無事に避難場所に移動することができていました。

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【大規模な津波避難訓練】


このように真陽小学校では、
阪神・淡路大震災を教訓にして、
様々な訓練や、防災教育が行われています。
教職員の方や、地域の方々が、
工夫を凝らして防災を行っている姿は、
本当に勉強になります。

そして今回は特に、
子どもたちの、「真面目に」「楽しく」防災を学ぶ姿が
とても印象に残りました。
これからのゼミ活動にしっかりと活かしていきます。

それでは最後に、
最優秀賞に選ばれた4年生児童の防災川柳を紹介します。

「防災は 受け継がれていく 未来へと」

本当に素晴らしい防災川柳です。
私達も近藤先生や先輩方の知識や意志を受け継ぎ、
それらを児童達に受け渡したいという気持ちで
ゼミ活動を行っていますが
、時には児童達からも大きな学びを得ています。

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【最優秀賞の表彰状の贈呈】


最優秀賞の防災川柳のように、
児童達が防災の輪を広げ、
周りの人々に防災を受け継いでくれることを願って、
「しあわせ運べるように」これからも学び合いを深めていきたいと思います。

最後までブログをご覧くださり、
ありがとうございました。


大下夏弥