しが防災カフェに参加してきました
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12月8日、
滋賀県庁内の危機管理センターで
「しが防災カフェ」が開催されました。
今回のテーマは「災害時 ラジオができること」でした。「滋賀県防災ラジオ協議会」に加盟している
滋賀県内でFM波をもつ6つの放送局
(NHK大津放送局、エフエム滋賀、エフエムひこね、
FMひがしおうみ、えふえむ草津、FMおおつ)が参加し、
各局が実施している防災・防災への取り組みを
それぞれ紹介しあいました。【滋賀県内のFMラジオ局が集結!】
私たち近藤ゼミの学生も、
えふえむ草津チームの一員として登壇させていただきました。後輩の山元さんからは、自身がインターンシップで関わった
えふえむ草津の防災マニュアル「災害時等放送計画」の
策定について説明しました。計画の内容や、災害報道の難しさを痛感したことなどを
伝えてくれました。山元さんは、この経験をもとに、
自分の家でも防災マニュアルを考えてみたいと話していました。【災害時等放送計画について説明する山元さん】
私からは、ふだん、えふえむ草津で取り組んでいる
防災番組「HappyBOUSAi」について紹介しました。放送のいちぶを会場のみなさんに聴いていただきながら、
平常時から防災に役に立つ情報を、
和気あいあいとした雰囲気で伝えていることなどを
説明しました。各局の取り組みが紹介されたあとは、
会場のみなさんから寄せられた質問・意見にこたえる
フリートークが展開されました。【ラジオが防災に役立つためには...】
【パーソナリティたちのフリートーク】
「滋賀県はこれまで大災害の経験がないことがネック」や
「晴れの国といわれた岡山県で
去年に大水害が起きてはじめて危機感をもった」
といった意見が出されました。一方で、「コミュニティ放送局はリスナーとの距離がとても近い」、
「放送を出す以上、ひとりの犠牲者も出したくない」といった
希望あるメッセージも打ち出されました。こうした、放送局どうしの「つながり」を大事にして、
ふだんから、いざというときに「届く」番組づくりを
していきたいと思いました。【えふえむ草津の中嶌さん(左)と記念撮影】
今回の「防災カフェ」の様子や、登壇者のコメントを、
NHK大津放送局のニュース番組「おうみ発630」の
「しが!!防災応援団」のコーナーで紹介していただきました。番組ホームページで一定期間、見ることができます。
ぜひご覧ください!【打ち上げの様子】
柴田悠馬