福島訪問記②

執筆担当: 小丸 真由(近藤ゼミ)

訪問2日目は、前日に聞いたお話を踏まえて、
実際に許可をいただき双葉町の中を
役場の方に案内していただきました。
朝早くからありがとうございます。

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【ここから帰還困難区域です】


印象的だったのは、中間貯蔵施設です。

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【汚染土の山...膨大な量でした。】

町の観光地の一つ、
双葉海水浴場にあるマリーンハウスふたばには、
津波の爪痕が今も残されています。

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【この建物の2階まで津波が来たそうです】


近所に住んでいる方が1人、
3階に避難して津波にのまれずに済みました。
町民さんを救った施設でもあります。

また、福島第一原子力発電所がみえる場所にも
連れて行っていただきました。
津波から逃げている途中に
原発事故に遭遇した役場の職員さんによると、
隣の建物で爆発があったのかと思うほど大きな音と揺れがありました。
そのあと雪のように町中に火の粉がひろがったのが目で分かり、
「大変なことになった」と思ったそうです。

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【福島第一原子力発電所 双葉町には5号機と6号機が立地しています】


午前中はひとまず終了。
あ、おいしいお昼ご飯を食べましたよ!
野菜もたくさんです!栄養のバランスもばっちり!

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【お隣の大熊町 大熊食堂の「まんぷく定食」】


午後は原発事故被害の象徴とも言われる場所、
双葉南小学校にも行ってきました。

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【荷物を置いて避難した小学生たちのランドセルは今もそのまま】

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【当時の6年生は卒業式を迎えることができませんでした。】


そしていよいよ、
オリンピックに向けて整備が進んでいる地域へ。

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【双葉駅 橋上改札を作るそうです】

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【東日本大震災・原子力災害アーカイブ施設】


どちらもたくさんの作業員の方がいらっしゃってびっくりしました。
急ピッチで建設中!!!

最後に、放射線量を測る「スクリーニング」を行って
今日は終了です!

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【靴の裏の放射線量を測っていただいています】


実際に双葉町の中に入って、
原子力災害の恐ろしさを改めて知ることができました。
紹介したほかにも、旧双葉町役場など、
1日かけて双葉町の様々な場所を回らせていただきました。
案内してくださった役場のみなさま、
ありがとうございました。

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【このだるまに墨入れできる日がいち早く訪れること、願っています】


小丸 真由