合同ゼミin 松山

執筆担当:山下 千尋(高橋ゼミ・水災害研究室)

水災害研究室(以下、水研)修士2年の山下です。今月17日、愛媛大学工学部で、愛媛大学・関西大学・東京理科大学・徳島大学・琉球大学の学生による合同ゼミが開催されました。水研からは学部生と院生あわせて5名が参加するべく愛媛県松山市まで足を運んできました。

プログラムはさっそく午後から始まり、多岐にわたる河川や海岸をテーマとした研究発表で構成されました。各大学の学生が研究成果を持ち寄ることで、他大学の学生との意見交換や交流だけでなく、大学の教授や研究者、企業の方々にも多くのアドバイスをいただくことのできる貴重な機会となりました。

水研トップバッターは4回生の小池さん。AR技術を搭載した防災教育ツール「TSUNAMI BOOK」を開発し、参加者に実際に手にとっていただきながら、分かりやすいプレゼンテーションをされていました。

※TSUNAMI BOOKが気になる方は、是非水研をのぞいてみてください!

続いて2番手は修士2年の大野さん。いつもながらスマートな発表姿勢で、質疑応答では難しい議論がおこなわれていましたが、しっかりとした受け答えをされていました。3番手は修士2年の藤原さん。こちらでも熱い議論が繰り広げられ、専門性の高い質疑にも落ち着いて対応されている印象を受けました。4番手は私、山下が発表させていただきました。とても緊張してしまいましたが、大学の先生や企業の方々からも多くのご意見をいただき、とても貴重な経験となりました。最後は博士2年の山本さん。ドクターらしい堂々とした発表姿勢で、難しいテーマと真摯に向き合う姿勢が印象に残っています。今回の合同ゼミへの参加は、普段のゼミ発表や質疑応答などでは気づかなかった課題と向き合う機会となり、自身の成長につながるとても有意義な発表の場となりました。また、携わる研究テーマに関する内容の吸収だけでなく、他のテーマの研究発表を聴講することで、これまで知らなかった今ある課題を知るきっかけとなりました。この機会に得られた知識や課題点をしっかりと活かして、今後の研究活動につなげていきたいと思いました。

発表が全て終わってからは、懇親会にも出席して参りました。美味しい郷土料理をいただきながら、他大学の学生と親睦を深めることができ嬉しかったです。また、企業や研究者の方々ともじっくりお話させていただくことができ、大変勉強になりました。

次の日は、飛行機の出発時刻まで松山市内を散策しました。仲良くなった愛媛大学修士2年の森さんに、オススメスポットを案内していただきました。

道後温泉本館

道後温泉本館は、あの千と千尋の神隠しに登場する油屋のモデルにもなっているそうです。私の名前も千尋といいますが、今回はお客さんとして入ってきました。

松山城マスコットキャラクターのよしあきくんと記念撮影

合同ゼミは毎年この時期に開催され、今年で4回目となりました。1年間の研究活動を振り返る機会にもなっていて、他大学の学生からも刺激を受けることができたと思います。今後もこの貴重な経験を活かして頑張っていこうと思いました。