社会学部 TIMELINE

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2020.11.12

ぐるぐるぐるり・・・と、地域福祉の輪を広げる

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社会学専攻  / 学び

 地域福祉論の授業に、今年も箕面で活躍中の一般社団法人「ぐるり」のコンビをお招きしました。今年は新型コロナウイルス感染予防のため、Zoomで登場。代表の今井さんは、箕面で24時間介護が必要な車いすユーザーですが、地域での一人暮らしを満喫し、学生時代からの盟友西岡さんと「地域のつながり再構築プロジェクト」として「風船バレー」の普及に尽力されています。「ゆるふわ」チームなのに大阪大会で準優勝するなど、仲間の「できる」を見つけ出して声かけやアシストするチームワークの良さには定評があります。
 関大とのご縁も深まりボランティアサークル「チャレンジャー」は練習会の常連です。地域福祉論の受講生たちは、ゲスト・トークに魅せられて毎年足を運び、中には、意気投合して、「ぐるり」とコラボしてアートイベントを企画した学生もいました。子どもや留学生、車いすユーザーだけでなく視覚や聴覚に障害のある人と・・・老若男女、千客万来の集い場です。
 今井さんは、静かに語ってくれました。「地域で自立生活を始めて実感したことは、無関心が渦巻いている現実・・・これじゃ、地域自立じゃなくて孤立生活」・・・というわけで、一念発起して「ぐるり」を立ち上げたそうです。この話に感動した中国から留学した大学院生は、1年間密着インタビューして修士論文を書き上げ、その実践の意味を学術的に検証しています。
 地域福祉論では、こうした自分の生活圏内にある面白い地域実践の取り組みを見出し、楽しみ、検証することを目指しています。学期末のレポートが楽しみです。

(加納 恵子 教授)