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政策創造学部学生ホームページ委員会(企画)☆第2弾☆【講義紹介】
~第3回:奥和義教授『アジアの経済』~
December 01, 2008
今回は、奥和義先生の『アジアの経済』を、インタビュー形式でお送りいたします。

政策創造学部長          政策創造学部HP作成委員
奥 和義先生  ×  In


In:授業内容について教えてください。
奥先生;現在のアジアの経済発展の状況を歴史的、論理的に説明することが中心です。

In:歴史的というと?
奥先生:大体、第二次世界大戦の少し前くらいから話をしたいと思っています。そのあたりは1~2回の講義で終わらせて、メインは世界大戦後、特に現代を中心において説明したいと思っています。

In:ということは、前期の「グローバル・エコノミー」の講義は受けたほうが良いのでしょうか?
奥先生:そうですね。グローバル・エコノミーの知識があると理解しやすいと思います。というのも、グローバル・エコノミーでは貿易や資本移動の経済的な意味について解説していますから、それを前提にしてこの「アジアの経済」の講義を聞いてもらうと、アジアがなぜこれほどまでにうまく発展したのか、あるいはアジアが抱えている問題についても、よりわかりやすくなると思います。

In:ありがとうございます。では、次の質問です。この講義を学生たちにどのように役立ててほしいですか?
奥先生:学生さんたちにはとにかく、今アジアで起こっていることに関心を持ってもらいたいです。それは私が、授業は1つのきっかけだと思っているからです。私がアジアについて話すことで、何かアジアについて興味を持ってほしいし、他の地域の国のことも話すので、それらの国々と比較して、とにかく「アジアは面白そう」だとか「なんでそうなるんやろう」とか思ってくれると嬉しいです。さらに、それを理論的に考えることも勉強してほしいです。

In:なるほど。では、次の質問です。奥先生が授業をするにあたって気をつけていることを教えてください。
奥先生:気をつけていることはですね・・・とにかく解りやすいように、ということですね。また、比較的人数の少ない授業で学生さんの反応が鋭敏に感じとれるので、学生さんたちが理解しているのかどうかを気にしながら説明するように心がけています。そして毎回反省して、「次はこうしよう」とか考えています。

In:熱心ですね・・・頭が下がります。では、先生から見たこの講義の雰囲気はどうでしょう?
奥先生:皆さんものすごく真面目ですよ!私の教師生活の中で、全員が熱心と言う意味で一番熱心に皆さん授業を受けられていますよ。受講生が少なく、また金曜日の5限という皆さん出にくい時間帯にも関わらず、出席もとっていないのに出席率が高く、しかも皆さん真剣に授業を聞いておられて、よく質問もされて非常に熱心で驚いています。

In:では、そんな真面目な学生たちに何か注意してほしいことはありますか?
奥先生:そうですね・・・2回生の後期からは専門演習が始まるので、専門演習で学んでいることと、この授業とをリンクしていただければ、教師としては望ましいかなあと思っています。

In:最後に、学生へ何かメッセージをお願いします。,
奥先生:ええと、このまま皆さん頑張ってください!講義中に、今までにない熱い視線を感じるので皆さんがそのまま成長されるのを楽しみにしています!


『アジアの経済』を受講している、リュウ リュウさんにも話を聞いてみました!

Q この授業を受講したきっかけは何ですか?
 千年前からの何百年間、世界経済の中心はアジアでした。しかし、今はヨーロッパやアメリカへ移り変わりました。アジアの経済は一体なぜこうなってしまったのだろうか。その昔の経済歴史や今の経済状況やこれからどうやって発展していけば、アジアは再び世界の頂点に立てるかについて、すごく興味があって、この授業を選びました。

Q 授業を受講して分かったこと、視野が広がったことは何ですか?
 この授業のシラバスに講義計画が書いてあったけれども、授業の内容はすごく豊かで、今の世界動向の後に追いついていけるものが多いです。例えば、今沢山の人が先進国の経済に注目している最中、奥先生が取り上げたのは伸び悩んでいる世界経済のトップであるアメリカやヨーロッパなどではなく、これから発展していけるアラブ首長国連邦やインドなどの発展途上国である。そのため、視野が広がっただけでなく、奥行きもちゃんと考えるようになった。

Q 先生に対する要望はありますか?
 先生に対する要望は、これからのずっといつも笑顔でいる奥先生、授業がおもしろい奥先生、学生の勉強に対して厳しく優しい奥先生、教えるのが上手な奥先生であってほしいです。

  Q 先生の授業の様子はどうですか?
 本当にお世辞ではなく、春学期に奥先生のグローバルエコノミーの授業を受けてから、奥先生の授業が好きになりました。なぜかというと、私自身学ぼうとする活気があって、静かな授業が好きなのですが、受けている授業になかなか静かな授業が少ない。これは、先生の授業に対する厳しさに直接的な関係がある、と思っています。奥先生の授業は静かで本当に集中できます。勉強の意欲が強い学生に是非この授業を受けてほしいです。

Q 先生の人柄について教えて下さい。
 皆さんがご存知の通り、奥先生はすごくおもしろい先生です。初めて奥先生に会ったのは、関大の学生寮に入る為の面接のときでした。奥先生は自分のことを「よく東アジア人と間違えられてしまう」と言ったときに、この先生はおもしろいなあ、と思いました。おもしろいけれども、学生の勉強に対してはすごく厳しい先生です。それに優しい先生でもあります。授業中、私語禁止ですが、人情がない私語禁止ではなく、授業についての「私語」は許されているからです。


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