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関西大学政策創造学部
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【フィールドワーク最前線Vol.1】 まちづくりの「現場」を学ぶ
<橋口「専門導入ゼミⅠ」 ゼミ生からのリポート>
October 26, 2007
 現在の日本では、“格差社会”という言葉がクローズアップされています。
私が所属する橋口ゼミでは、特に、「地域と都市の格差問題」について注目し、地域活性化への取組みについて学習しています。2007年7月29日に実施された第1回目のフィールドワークでは、京都伏見を訪れ、「地域興し」としてのまちづくりを、現場で学習してきました。
伏見は、「港町・宿場町・城下町・酒蔵のまち」として、さらに、ヒト、モノが往来する歴史的なターミナルとして知られています。そのため、貴重な歴史、文化をもつ建物が大切に保護されていますが、それでは見て楽しむだけであって「宝の持ち腐れ」になってしまいます。これでは伏見というまちを肌で体験できません。
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政策創造学部1年次生
松永有紗佳
そこで、地域、企業の人たちが立ち上がり、「地域資源を生かしたまちづくり」が活発に行われることになりました。例えば、昔ながらの酒蔵を、飲食店やお土産処などに改築して観光客の興味を集めていますし、坂本龍馬ゆかりの寺田屋にも実際に宿泊できるなど、独自の工夫を凝らしています。そして伏見は、商店街も当時の風景を再現しようと、白壁、土佐杉、ガス灯風街路灯などを整備しています。
そのなかで伏見は、“地域の人たちが住みやすいまち”を根本におき、その土地の特徴を生かして街を活性化させようとしています。つまり、ただ観光地にするのではなく、住民をも大切にしたまちづくりを目指しているのです。  これから私たちは、各地のまちづくりを実際に体験し、まちづくりの特徴や問題点について、ゼミの時間で発表し、レポートにまとめていきます。地域の人びとに、直接話を聴き、まちづくりを肌で感じ、これからどのような取組みが適しているかについて、これからも勉強していきたいと思います。


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京都伏見の地域興しを実地体験


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